第7回awake surgery研究会
2009年 09月 27日
今回は麻酔科のSatoh先生が会長ということで麻酔科関連はawake surgeryでLMAを使用するかどうかというシンポジウム。結局LMAをほとんどの施設で使用しているという現状がある。
LMAを使用しても自発呼吸で維持するか、調節呼吸にするか意見は分かれた。この辺りは各施設での状況の違いもあるので結論が出るものでもなさそうだ。
脳外科系のシンポは運動野近傍の手術でawake surgeryを行うかどうか。脳外科でのawake surgeryは結局のところ運動野近傍の手術を適応にしているかどうかで症例数が大きく異なる。私の施設ではMEPでよしとする考えなのでawakeにしないが、こだわりのある施設ではawakeで行っている。こちらも結論は出そうにないが少なくともルーチンでawakeという訳ではなさそうだ。
ガイドラインは、麻酔科関連の部分は神経麻酔集中治療研究会のプロシーディングに掲載されます。英訳の作業も進んでいて、これもしかるべき時期に公開される予定になっています。脳外科分も適宜公開されると思います。現状のガイドライン(脳外科、麻酔科、タスク)については昨年の研究会抄録集がありますので、どうしても欲しいというご希望があればご連絡下さい。