若い医師のための麻酔科学改訂版
2009年 05月 10日
高知大学医学部麻酔科のマニュアルというのは変わっていないようですが、前作のアクの強さが弱まって汎用性の高い記述に変わっているのに好感が持てます。
教科書やこのてのマニュアル系はやはり複数持っておいて困ったときにはいろいろな意見に耳を傾ける必要があります。その意味でもsanuki先生のマニュアルと一緒に持っておいて損はないと思います。Sanuki先生のマニュアルが一般的な記述すると、本書は筆者らの意見を中心にした編集です。納得できない点は読み飛ばして、これはという点を身につけるとよいと思います。
本書のポイントは巻末にまとめてあります。充分な鎮痛が最も重要な点と感じました。