御大のSanuki先生の留守中、レミフェンタニルの関係で広島へお邪魔した。
演題は、有名なN村先生による携帯電話を活用した麻酔薬のシミュレーターの話が面白かった。Vistaのエアロを使ったプレゼンもきれいであり、デジタル時代の麻酔科医との印象を持った。私などはさながらアナログとデジタル世代の狭間感がある。
広島では30分程度の講演とその後携帯電話を使ったディスカッションの司会をやらせていただいた。よく学会で小さなキーボードを使って結果をその場で集計するという企画があるが、これを手持ちの携帯電話でサイトにアクセスしてから意見を入力しながら進むというものである。
質問を例えば、
レミフェンタニルと相性がよいと思う全身麻酔剤は?
①プロポフォール
②セボフルラン
とさせていただき、手持ちの携帯から①または②と入力。瞬時に集計されて結果を表示。あとは会場からご意見をいただきながら進行する。こちらが不慣れで思うようなディスカッションができなかったが内輪の会であればよい方法かもしれない。
なお、上記の質問の結果はさすがに広島地区といえるものでした。