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麻酔科エキスパートセミナー in Hiroshima

三連休の初日、広島まで麻酔科エキスパートセミナーを受講に出かけた。

まず、午前中はSanuki先生の文献検索の話。PubMedは当然私も使っているが追加される機能を使いこなしていないことが分かって有用だった。このあたりの情報はまた書籍としてまとめていただきたいと思う。
昼は日本光電のランチョンセミナーで、豪華に広島風お好み焼きが提供された。それもほのかに暖かくまだ焼きたてであることが伺われた。これだけでも出席した甲斐があったというものだ。内容は電子麻酔記録の話で、メーカーサイドは努力はするが麻酔科サイドももう少し標準化を意識してもらいたいという本音も聞こえた。
午後の講義は、K教授による論文の書き方の講義。これも自分の知らないことが確認できてよかった。例えば、数字のあとに単位を付けるときには半角スペースが必要だが、%の時は付けなくてよいというようなTips。自ら、教授になると論文の書き方についての本を書くモノだと明言されていたので、こちらも書籍化を期待したい。

最後は外科的気道確保についてのセミナー。最新の豚の喉頭を使っての実習などを体験できた。このために何と松坂からK先生も受講にこられており、クーデックのビデオラリンゴスコープについての議論となった。この種のデバイスは達人数名にβテスターになってもらい改良を加えていくとよいだろうと思う。当日学習したミニトラックの使い方などは今後紹介してみたい。

夜は、広島某所で反省会。Sanuki先生から広島風お好み焼きの講義を聴いた。広島風のキモはキャベツだが、鉄板で食べるときとテーブルで皿の上で食べるときでは切り方が違うという。このこだわりが店による差を生んでいるのだろう。
by yamorimo | 2009-01-11 15:47 | 麻酔
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