中心静脈穿刺アンケート結果その3
2008年 12月 25日
前回まだまだ少数派だった鎖骨下の超音波ガイド穿刺だが、行っている人の特徴を調べてみた。
鎖骨下静脈の超音波ガイド下穿刺を全例、あるいは50%以上行っている、超音波ガイド(+)群(n=28)とそれ以下の(-)群(n=90)に分けて比較してみた。
まずは穿刺針。
超音波ガイド派は金属針が多い。テフロン針で超音波ガイドやったことはないのだが視認性はどうなのだろう。
使用するカテーテルは、
これはきれいに超音波ガイド派はアーガイルマイクロニードルかテルモを使用していることが分かる。
では穿刺頻度はどうか、
やはり穿刺頻度が多い人ほど超音波ガイド派が多い。
結論??
穿刺頻度が多い麻酔科医は、鎖骨下静脈穿刺を超音波ガイドで行う傾向がみられる。キーワードは、マイクロニードルと金属針である。