中心静脈穿刺にエコーが必要な理由
2008年 09月 21日
中心静脈穿刺でのエコーの利用は徐々に増えていると思われるが、必要な理由はやはりいつもと違う患者がいるということにつきるだろう。これはある症例の内頚静脈の状態だ。
右の内頚静脈は発達が悪くエコー下でなければ穿刺は難しそう。しかもこんな血管にカテーテールを入れてもよいのかという気もする。
左はその分血管経は大きいモノの虚脱気味である。鎖骨下にしてもよかったのだが、血管の位置をマーキングして輸液を全開にしながら左内頚静脈穿刺を行った。
エコーで分かるのはこの様に血管が細いあるいはほとんど確認不能。動脈と重なっている。血管が高度に虚脱。血栓の存在などである。丁度よい機会なので今後エコーの利用法について紹介してみる。
右の内頚静脈は発達が悪くエコー下でなければ穿刺は難しそう。しかもこんな血管にカテーテールを入れてもよいのかという気もする。
左はその分血管経は大きいモノの虚脱気味である。鎖骨下にしてもよかったのだが、血管の位置をマーキングして輸液を全開にしながら左内頚静脈穿刺を行った。
エコーで分かるのはこの様に血管が細いあるいはほとんど確認不能。動脈と重なっている。血管が高度に虚脱。血栓の存在などである。丁度よい機会なので今後エコーの利用法について紹介してみる。
by yamorimo
| 2008-09-21 01:05
| 麻酔