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プレゼンの流儀

一昨日は名古屋から3時間ほどの新幹線乗車となった。最近N700系を選んで乗るようにしているが、静粛性、乗り心地ともに従来の700系や500系から大きく向上しており圧倒的に快適になった。

さて帰り道でTsubokawa先生の講演ファイルをじっくりと拝見した。いつもながら映画でもみているような出来上がりで、しかもポイントが頭に残っている。自分のプレゼンの参考にしたいが、逆にレベルが違いすぎて参考にならない。

プレゼンには大きく分けて2つの流派があるように思う。内容はもちろんだが、中身の美しさ、動画やアニメーションにも力をいれる絢爛豪華派と、堅実なプレゼンに徹する質実剛健派である。Tsubokawa先生や旭川のS先生などは前者の代表で、SH先生などは後者の代表になるだろう。もちろん、学会での教育講演、ランチョンなどの共催セミナー系、純粋なメーカー主催の講演会、サマーセミナーなどの気軽な会などで同じ演者でもスタイルは変えているはずだ。
2つの流派は、実はプレゼンにKeynoteを使うのか、PowerPointなのかでもおおよそ分けることができる。表現力ではKeynoteだが、会場の担当者が安心なのはwindowsのPowerPointだったりする。

私自身はまだこれら達人の領域には達していないが、自分なりのポイントをいくつか紹介しておく。

まず、イントロ部分。今日の話にスムーズに入っていけるように考える。よほど動機があって来ている人は少ないのでここが最も重要である。
次に今日の話の予定を簡単に紹介。
実際のプレゼンではなるべくアニメーションを使用して、ポインターは補助的に使用する。できるだけひとつのスライドごとにポイントを示す。
スライドのデザインはいかにもというのを避けてできれば自分のオリジナルを考えたい。少なくとも元々インストールされているものを少し変更して使う。これを背景が暗めのものと白めのものの2パターン作っておいて話の内容で使い分ける。
スキャナーで図やグラフを取り込むのは最小限にして、できれば自分で作り直す。とくにグラフは自分で書いた方が使いやすい。
アニメーションの効果は基本的に同じものを使うが、ここはというところでは変えてもよい。画面の切り替えは、話が大きく変わるところでは効果を変える。要は単調に、しかも単調にならないように。
スライド20毎程度に一度休憩を置く。これは聞き手の集中力の問題だが、こちらも一息つくのと、時間配分を確認するのに重要。

最後にご静聴ありがとうございましたとはいったことはない。

ちなみに、ごせいちょうに対応する漢字は、ご静聴とご清聴のふたつがある。静聴は文字通り静かに聞いてくれたということに対して、清聴は人が自分の話を聞いてくれたということの敬語、さらにいうと精聴という場合もあるかも。どれにしても講演の最後に述べる必要はないだろう。
by yamorimo | 2008-09-15 23:47 | その他
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