今回の麻酔科学会に思う
2008年 06月 05日
今回の特徴として思うのは重厚なプログラムということだ。参加した人もおそらくどこにいこうか迷う、そんなプログラムになっている。その分実技系のプログラムは減ってしまった。DAMは学会翌日に別会場で、高機能シミュレーターはなくなっている。神経ブロックのハンズオンも一応学会とは別の形だ。
これを補うのが最近増えてきた機械展示場でのデモやプレゼンだろう。神経ブロックに関しては個人レッスンというのもある。別会場ではTIVA道場も開かれる。いろいろ多様化する学会だけにどのように時間を使うかはゆっくり計画を立てて臨みたい。
個人的には、JAシンポジウム「中枢神経モニタリング」をお勧めしたい(金曜午後)。演者4名がそれぞれ専門の中枢神経モニタについて語るという企画である。演者同士も気心がしれているだけによい議論ができそうな期待をしている。
最後に、参加してもとても全部は聞けないし、参加できな人も多い。できるだけ「麻酔」の増刊号への掲載を望みたい。今後は学会ホームページでストリーミングというのもあってもよいのでは、、