若い医師のための麻酔科学
2007年 06月 27日
最近、この手のマニュアルが流行ではあるが本書は一味違っている。一般に教科書というのは、最大公約数的な記述に終始し細かく文献を確認してから執筆するものだ(と思っている)。その中で自分の味を出していくのはなかなか困難で枯れた文章になりやすい。よんでも面白くないということになる。
本書はまさに著者の麻酔に対する私見にあふれた記述が多く??な部分もあるしなるほどと納得させられる部分もある。今時NLAやるのかとも思うし、原則として100%酸素をしようというのもどうかと思うが、高知大学独自の工夫が散見されそこが参考になる。
高知大学で研修する人はもちろん必携だろうが、それ以外の人となると専門医前後の麻酔科医が自分の世界を広げるのによさそうだ。sanuki先生のマニュアルを読みこなした人にお勧めしたい。





