ブタで神経ブロックの練習
2006年 12月 09日
超音波を使った神経ブロックのためには、正確にブロックに必要な神経の画像を描出することと同時に、画面上の神経に向けて針を刺入する技術が必要だ。特に神経ブロックの場合、プローベと平行に針を刺入するので実際に画面上に針の全長を描出しながらコントロールするにはそれなりの経験が必要になる。これまでのワークショップではブロックに必要な画像については体験できても、その後に関しては充分にトレーニングできなかった。これがブタを使って可能になるのでうまくいけば初心者の人もこの種のトレーニングですぐに臨床で使えるレベルになるのではと思われた。
来年はいよいよこのブタを使った神経ブロックが一般公開される(但し有料)のでご期待ただきたい。2007年のキーワードは、off the job trainingといってしまおう(いよいよG2005のACLSも始まります)。
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