古株の幼木
2006年 08月 12日
せっかくなのでガイドさんつきで知床の原野を散策。そこでとれたのがこの写真。
原生林では、落ちたタネの運命は日当たり次第。運良く古い木の根元に落ちたタネは回りより高い分日当たりがよく成長することができるそうだ。こうして古株に多くの幼木が。
でもこの木々の運命も厳しい。中央下の木でも数年もの。30年ものでもようやく1mくらい。50年くらいのうちに運良く周りの木が倒れたりして日当たりが改善しなければそのまま枯れてしまうという。人間は日当たりのよい場所に移動できるだけよいですね。