TIVAについての私見

TIVAに関するアンケートを受け付けているが順調に回答が得られている。改めて感謝したい。
内容についてはまだ公表の段階ではないが少し気になるコメントがあったので私見を述べたい。

 まず、静脈麻酔インフュージョンテクノロジー研究会が、TIVAを優れた麻酔で吸入麻酔より会員に強要しているのではないかという懸念を書き込まれている方がいた。これは全くの懸念であり、吸入麻酔薬派といわれている先生方もどんどん参加して発表されている。私としては現状では、TIVA,吸入麻酔ともに一長一短があり、症例によって使い分ければよいと考えている。「今日から実践できるTIVA」の序言に木山先生が同様の考えを述べられているので一見されたい。
 もちろん、一麻酔科医の研修という面でみれば、ある期間はTIVAのみで麻酔するというのも必要だろうと思う。逆もあってもよい。TIVAで学んだ薬物動態の知識は吸入麻酔でも役立ちます。
 最後に、最終的にTIVA対吸入麻酔の結末だが、現状ではエンドポイントをどこに置くかによって勝負が分かれ甲乙付けがたい。でも今後は徐々にTIVAの世の中になります。勝負はあと10年くらいで付くと思う。
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by yamorimo | 2006-08-02 22:35 | 麻酔
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