論座7月号
2006年 06月 05日
朝日新聞社の論座、7月号に大野病院産婦人科医の逮捕事件の詳報が掲載されている。いろいろ意見はあるが、よく調べているのは確かだ。問題は根拠がエッセンシャル産婦人科学だったりするのと、肝心なところは匿名の意見で検証ができないこと。教科書でいえば明らかに学生向きといえるものでも検察側の根拠になったりしておりやはりこの種の論争では重視されるのだろう。
あとこの著者によるブログもチェックしておきたい。
最後にすべての勤務医必読といえるのが、小松秀樹著、医療崩壊「立ち去り型サポタージュとは何か」。学会が終わりようやく時間が取れた。医療者側からの声として医師以外の人にも是非読んでもらいたい。