麻酔科学会初日
2006年 06月 01日
いきなり驚いたのは、某県の職員と思われる人々が自治体病院の医師募集のパンフレットを配っていたこと。
大学生や、院生、研修医には奨学金を出すし、医師に対しても研修制度などの優遇措置があるようだ。いよいよ地方自治体が予算を出して解決に乗り出したということだろう。医学部生への奨学金制度はよく聞くがそれだけではないところが新鮮か?
受付は、例年より時間がかかる。この光景は、電子化したためにかえって時間がかかるようになってしまった病院にも似ている。明日から参加の人は少し時間に余裕が必要だ。
午後は、DAMのハンズオンにインストラクターとして参加した。学会の役目もこの種のスキルアップの場に変わりつつある様に思う。ちょっとぎちぎちのスケジュールだったが、参加者の皆さんご苦労様でした。ぜひ来週(明日?)からの臨床に生かしてもらいたい。
今回はワークショップなどの企画はすべてあっという間に満員になったという。大阪大学の学会専用FAXがパンクするほどだったというからすごい。受講できなかった人のために今後は、本ブログでも学会以外の時期の企画についてはお伝えしていきたい。
本ブログでは、
レミフェンタニル入門
末梢神経ブロック入門
などの企画を考えているので御意見下さい。
明日、全身麻酔後の脳機能障害というシンポに参加します。基調講演のGhoneimさんは本日お会いしましたが、本当に気さくな方でよい話が聞けると思います。私の愛読書のawareness during anesthesiaの編者でもあり今日は感激でした。お暇ならどうぞ。