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新型コロナウイルスについての私見⑨

しばらくお休みしていた今型コロナウイルスについての私見だが、ここ数日東京での感染者数が増えてきたので自分なりに少し解説してみたい。
まず東京での新規感染者数


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確かにずっと横ばいだったのがここ数日増えてきて100名を超えるに至っている。このグラフをみると不安になる人が多数だろうと思う。
そこで重症患者数をみてみる。

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このように重症患者はずっと減少傾向である。診断後の経過で今後重症になる患者もいるだろうが報道では感染者の多くは若年者ということなのでそれほど心配はないのではないだろうか。
実際に日本集中治療学会・救急医学会のデーターでは、最重症のECMO装着中の患者は1名(最多時18名)、人工呼吸器装着中の患者が13名(最多期90名)(重症患者数との違いは時期的なものか?)と落ち着いている。
そして重要な病院のキャパシティ。


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こちらもまだまだ余裕あり。最悪の時期からみるとほぼ1/10である。
ということで死亡者数はずっとゼロで経過している。

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いつも問題になるPCR検査だが順調に検査数が増えている。
感染者数が減っていた6月もずっと検査数が増えているのはより広範囲に検査されるようになったこと。特に陽性者の出た環境では周辺の人も検査されてさらに新規感染者が増えたということで以前よりは検査態勢が充実してきたことを示しているといえるだろう。4月頃は検査されずにいつの間にか感染し、知らない間に経過していた無症状の人達が現在はしっかり把握できるようになったのではないだろうか。


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これらから分かることは。
現在の新規感染者数の増加はまだ深刻な状況ではない。
新規感染者の多くは軽症の若年者である。

今後注意しないといけないのは、これらの若い感染者から広範囲に感染が広がらないようにすること。
現在の東京での実効再生産数(ひとりの患者が感染させる新規患者数)は1.5程度でゆっくり感染は広がっている。
東京内ではやはりよくいわれている夜の繁華街に出ないこと。逆にいうと通常の生活では手洗いとマスクの励行で大丈夫だろうと思われる。
東京外へも東京都のつながりから感染者が出ているので、東京へはできるだけ近づかない。やむを得ずいく場合はやはり手洗いとマスクの励行。こちらも夜の行動に注意ということになるだろう。

プロ野球が始まるなど少しづつ元の生活に戻りつつある。この先も感染者がゼロになることは期待しにくくある程度の感染増加は許容していく必要がある。医療機関のキャパシティを超えない範囲でいかに普通の生活をしていくのか。私たちも単純に感染者数に一喜一憂することなく落ち着いてコロナ時代を生きていきたい。



























































by yamorimo | 2020-07-04 22:20
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