挿管と筋力
2005年 10月 24日
少し前の臨床麻酔学会で私の先輩が挿管困難の時は左利き用の喉頭鏡が有用という発表をされていた。右手で喉頭鏡をもった方が喉頭展開がしやすいという理由だった。
実際に通常の左手で喉頭展開をすると充分な力がでないことが多い。慣れていない研修医であればなおさらである。そこで考案したのが、介助者が挿管者の左側、患者の頭元に立ち、右手で喉頭鏡を引き上げるという方法である。これでだめならさらに左手で喉を下方に押す。
歯の損傷など危険もあるが結構有用である。少なくともマッコイ喉頭鏡かガムエラスティックブジー並の有用性はあるし挿管困難セットを取りにいかなくてもいい。一度お試しあれ。
それにしても最近めっきり筋力が落ちてきたと感じるのは年のせいだろうか。
実際に通常の左手で喉頭展開をすると充分な力がでないことが多い。慣れていない研修医であればなおさらである。そこで考案したのが、介助者が挿管者の左側、患者の頭元に立ち、右手で喉頭鏡を引き上げるという方法である。これでだめならさらに左手で喉を下方に押す。
歯の損傷など危険もあるが結構有用である。少なくともマッコイ喉頭鏡かガムエラスティックブジー並の有用性はあるし挿管困難セットを取りにいかなくてもいい。一度お試しあれ。
それにしても最近めっきり筋力が落ちてきたと感じるのは年のせいだろうか。
by yamorimo
| 2005-10-24 23:12
| 麻酔