メサペイン適正使用セミナー
2015年 03月 13日
守備範囲外ではあるがメサペイン(メサドンの内服薬)のセミナーに参加した。
まず症例報告では従来のオピオイドではコントロール困難な癌性疼痛患者でのメサペインの有効性について何例かの提示。
つづいて宝塚市立病院の松田先生の講演
μ受容体作動薬
NMDA受容体拮抗作用もある
セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害作用もある。
ざくっというとモルヒネ+ケタミン+抗うつ薬のようなものか?
現在の位置づけ
癌性疼痛の治療において、
他の強オピオイド鎮痛薬の使用による疼痛管理が困難である患者にのみ使用可能
承認条件
癌性疼痛の治療に精通した医師そして薬剤師のいる医療機関でのみ処方・使用が可能。
医師にはe-learning+修了試験がある(結構難しい)
薬剤部と院外の調剤薬局もe-learning必要。
現在は全例調査実施中(治験を簡略化して承認されている)
使用
モルヒネ換算で60mg/dayより使用可能
モルヒネ60-160mg/dayの患者では1日15mg内服
薬価は安い
海外ではヘロイン中毒からの脱却に使用されてきた。
非癌性疼痛にも使用されてきている。
剤形も、内服以外に注射、坐薬などがある。
副作用
QT延長
500msを超えると投与中止
現在の問題点としては内服しかないということ。内服不可能になったら使えないが、作用時間が長いので24時間程度はほっておいても可(終末期では)。
まず症例報告では従来のオピオイドではコントロール困難な癌性疼痛患者でのメサペインの有効性について何例かの提示。
つづいて宝塚市立病院の松田先生の講演
μ受容体作動薬
NMDA受容体拮抗作用もある
セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害作用もある。
ざくっというとモルヒネ+ケタミン+抗うつ薬のようなものか?
現在の位置づけ
癌性疼痛の治療において、
他の強オピオイド鎮痛薬の使用による疼痛管理が困難である患者にのみ使用可能
承認条件
癌性疼痛の治療に精通した医師そして薬剤師のいる医療機関でのみ処方・使用が可能。
医師にはe-learning+修了試験がある(結構難しい)
薬剤部と院外の調剤薬局もe-learning必要。
現在は全例調査実施中(治験を簡略化して承認されている)
使用
モルヒネ換算で60mg/dayより使用可能
モルヒネ60-160mg/dayの患者では1日15mg内服
薬価は安い
海外ではヘロイン中毒からの脱却に使用されてきた。
非癌性疼痛にも使用されてきている。
剤形も、内服以外に注射、坐薬などがある。
副作用
QT延長
500msを超えると投与中止
現在の問題点としては内服しかないということ。内服不可能になったら使えないが、作用時間が長いので24時間程度はほっておいても可(終末期では)。
by yamorimo
| 2015-03-13 10:27
| 麻酔