GEのロジックEプレミアム
2014年 11月 14日
先日の臨床麻酔学会ではGEのハンズオンセミナーのコースディレクターとブースでの講演を担当させていただいた。この中で参加者から賞賛の声が上がっていたのがロジックEプレミアムである。
GEの機械とはずっと縁がなかったのだが、昨年のバンコクでのNWAC以来、GEのスタッフとの交流が続いている。また、昨年は日野市にある日本工場も見学させていただいた。このような縁で、GE側には日本の区域麻酔領域で超音波装置に求められるモノを率直に伝えることができた。そのようなcollaborationの成果ともいえるのがこのロジックEプレミアムである。
ではその性能を私の体でみてみよう。
リニアプローブはまだ改良の余地がある。
これは鎖骨下の画像。大胸筋と小胸筋、神経束が明瞭に確認できる。これなら腕神経叢ブロックやPECSブロックは簡単に行えそうだ。
こちらは胸部傍脊椎ブロックの画像。以前のGEの機械は胸膜の描出がきれいではなかったがこれは明瞭にみえる。
閉鎖神経。筋肉がこれほどきれいにみえるとは驚き。
この機種の売りはコンベックスプローブ。ハンズオンでは描出が容易でインストラクターの先生方も指導が楽だったのではないだろうか。もちろんHadzic先生も絶賛であった。
もひとつの売りが高周波数のリニアプローブ。こちらは私の橈骨動脈。この性能なら小児の血管確保にも活用されるだろう。
ということで、現状では私の一押しの超音波装置はGEのロジックEプレミアムである。もちろん現状ではということで来年に向けて各社、これを上回る高性能機を出してもらいたい。キーワードcollaborationである。
GEの機械とはずっと縁がなかったのだが、昨年のバンコクでのNWAC以来、GEのスタッフとの交流が続いている。また、昨年は日野市にある日本工場も見学させていただいた。このような縁で、GE側には日本の区域麻酔領域で超音波装置に求められるモノを率直に伝えることができた。そのようなcollaborationの成果ともいえるのがこのロジックEプレミアムである。
ではその性能を私の体でみてみよう。
リニアプローブはまだ改良の余地がある。
これは鎖骨下の画像。大胸筋と小胸筋、神経束が明瞭に確認できる。これなら腕神経叢ブロックやPECSブロックは簡単に行えそうだ。
こちらは胸部傍脊椎ブロックの画像。以前のGEの機械は胸膜の描出がきれいではなかったがこれは明瞭にみえる。
閉鎖神経。筋肉がこれほどきれいにみえるとは驚き。
この機種の売りはコンベックスプローブ。ハンズオンでは描出が容易でインストラクターの先生方も指導が楽だったのではないだろうか。もちろんHadzic先生も絶賛であった。
もひとつの売りが高周波数のリニアプローブ。こちらは私の橈骨動脈。この性能なら小児の血管確保にも活用されるだろう。
ということで、現状では私の一押しの超音波装置はGEのロジックEプレミアムである。もちろん現状ではということで来年に向けて各社、これを上回る高性能機を出してもらいたい。キーワードcollaborationである。
by yamorimo
| 2014-11-14 21:32
| PNB