日本臨床麻酔学会②
2014年 11月 08日
まずはGEブース。超音波装置の2機種はもちろんだが、こちらが新型のV-Scan。

画質的には昔のi-Lookを画面を小型にした程度だろうか。一応斜角筋間での腕神経叢を確認することができた。

今年は麻酔器が熱い。こちらは日本光電から発売される新型。現状は普通の麻酔器で他社とくらべて大きな特徴はないように思えた。今後の発展に期待したい。

こちらはフクダ電子のあつかう麻酔器。従来機にGEと同様の呼気麻酔濃度調節機能が付いた。画面が小さいが、目標濃度に到達するまでの速度が可変式になっている。やはりET-Control機能が付くことが今後の麻酔器のトレンドになるだろうことは間違いない。

マシモはBISに似た脳波モニタを出してきた。両側に電極を貼り合計4チャンネルの脳波を表示できる。BISの発売から15年以上。日本のメーカーはなぜ同等のものを作れなかったのだろう。残念である。

McGrathは新型のXブレードと従来のブレードを比較。光っていてよく分からない?

BBraunからは待望のカテーテルオーバーニードル式の新しい持続末梢神経ブロックキットが発売された。使い勝手など実際に使った後に紹介したい。簡単にいうと20cmほどの針の外側に
カテーテルが装着されており、針の留置後に内針を抜くとそのままカテーテルが留置されるというものである。

こちらEZONOの新型超音波装置。針を磁気で検知し、画面上に針の接近を表示するというテレビゲームのような機能が付いている。まだ参考出品で発売会社も未定という段階だが期待の新製品と思われた。これが出ると交差法も再度注目されるのではないだろうか。
