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第4回Neuromuscular Meeting

第4回Neuromuscular Meetingが東京のザ・プリンスタワー東京で開かれた。

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まずはMSD Award受賞記念講演

千葉大学池田先生
マスク換気時の筋弛緩薬の使用についてはいろいろな意見がある。マスク換気のできるのを確認後筋弛緩薬を入れるべきとの意見がある一方で筋弛緩薬を使用することで容易になる症例も多い。
マスク換気時の筋弛緩薬の使用についてはロクロニウムは一回換気量を減少させないあるいは換気量が増加するという報告がある。そこでマスク換気に及ぼす筋弛緩薬の影響について検討した。

換気については口鼻分離マスクを作成し、口呼吸と鼻呼吸を分けて検討した。

ロクロニウム投与によりマスク換気量は減少しなかった。
サクシニルコリン投与により換気量は増加した。この増加は主として口呼吸有意に増加した。気管支ファイバーでの観察では軟口蓋と舌との間のスペースが増大していた。

質疑応答
問:脱分極性筋弛緩薬と非脱分極性筋弛緩薬では上気道の筋の感受性が違うということか?
答:ファスシクレーションが重要と考える

鈴木先生
BJA 2011;106:823
成人と高齢者でのロクロニウム、スガマデクスの作用の違いについての検討

高齢者ではスガマデクス投与からTOF90%までの時間が有意に延長

Rosenberg先生
外科医の立場から手術時の麻酔について言及

まず、外科医と麻酔科医はsame goalを共有している。
do not harm
improve outcome

この目的で外科医と麻酔科医はもっとコミュニケーションを取るべきと。

腹腔鏡下手術では、
improve field of view
safety
no coughing or sudden contraction
が重要
even the slightest muscle tone will decrease the field of view
腹腔鏡下手術での深い筋弛緩の重要性を強調

さらに体動は、injury caused by instrumentを起こす

最後はHunter先生
リバプールの女性麻酔科医。BJAのエディターも経験。

歴史から、
Liverpool technique
当初は筋弛緩の拮抗なし
その後ネオスチグミン5mg

ところがネオスチグミン5mgは筋弛緩作用がある可能性

ベクロニウムでの検討では、
ネオスチグミン2.5mgと5mgで差はない

以前はTOFR 0.7以上が抜管の目安だったが、現在では0.9以上が求められる。

筋弛緩モニターはどのような症例でも推奨。
by yamorimo | 2014-04-13 00:57
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