救急エコー塾
2014年 02月 28日
携帯型超音波装置が普及し、世の中手術室一部屋に一台の時代になりつつある。でもその超音波装置を何につかっているだろうか?神経ブロックと中心静脈穿刺だけではもったいない。この本にはそうした使い方のヒントが満載である。
先日も初期研修医が胃管を留置した後で、頸部に超音波プローブを当てて食道内の胃管を確認してみた。今はそのような時代である。達人のワザも超音波の目を使って誰にも確実な技術へ。本書のコンセプトは非常に納得できる。レジデントマニュアルの連載の単行本化ではあるが改めての購入をお勧めしたい。

なお本書の一部は内容を変えて5月頃発売の私編集の本でも登場する。そのときにはまた紹介させていただきたい。