声門上デバイスとTIVA
2013年 11月 26日
要旨ですが。
現在の声門上デバイスは陽圧呼吸に対応している。自発呼吸にこだわる必要はない。さらにレミフェンタニルを併用することを考えると陽圧呼吸で使うべきである。
その場合、気管挿管と比べるとやや確実性の劣る声門上デバイスでの麻酔では、麻酔薬の供給・排出を気道に頼る吸入麻酔薬ではなく、静脈から投与するTIVAが適している。特に覚醒時に気道系のトラブルが起こったときに吸入麻酔薬は換気依存性に覚醒するのに対して、TIVAは時間依存性である。
そんな内容で実質40分くらいの講演です。