人気ブログランキング | 話題のタグを見る

麻酔科医のためのデジカメ選び①

最近、デジカメの進歩が半端ではない。これは電子技術の進歩意外にスマホの進歩によりカメラ単体としての存在価値が問われているのも要因だろう。この結果としてデジカメは高倍率ズームあるいは高画質どちらかの方向へ進むしかなくなってしまった。今や1万円クラスの機器でも10倍ズームが付いているのは当たり前で、WiFiによるスマホとの連携など最新型はより多機能になっているのだ。
そこで私の手持ちの機器を使って今時のデジカメについて解説してみたい。

まずは、最近購入したCanonSX50 HSである。

最近この種の一見デジタル一眼レフという趣の高倍率ズーム機が一部で流行っている。SX-50は50倍ズームというこれまででは考えられない高倍率のズームレンズを搭載しており望遠端では35mm換算で1200mmという望遠鏡みたいなカメラだ。これをデジタル一眼レフで実現するには数本のレンズが必要で特に1200mmというレンズは百万円を超してしまうし持ち運べるモノではない。それを考えると夢のようなカメラといえるだろう。もちろんセンサーサイズは一般的なデジカメと同じ小型のものなので画質という面では差があるのだが5万円以下という価格を考えると納得以上のできだといえるだろう。

これは広角端。中央にほとんど分からないがサギがいる。
麻酔科医のためのデジカメ選び①_a0048974_20103735.jpg


ここをアップしていって、望遠端からさらにデジタルズームで2400mm相当にするとこの絵になる。
麻酔科医のためのデジカメ選び①_a0048974_20115428.jpg


強力な手ぶれ補正のおかげで手持ち撮影でもこの絵である。ただ止まっている対象はOKだが動いているとさすがにAFが付いていかない。シャッター速度なども適切に設定しないとぶれてしまう。そんなときには高感度に弱い小型のセンサーは不利である。その意味ではデジイチを使っている人がサブで軽く撮るのに向いているともいえるだろう。

もう1枚月の写真。強者は木星や土星も撮影に成功しているようだ。
麻酔科医のためのデジカメ選び①_a0048974_20162528.jpg


このカメラの適正はこれらのネイチャー系が主になる。運動会で使うにはAFの性能などでデジイチがよいだろう。おとなのオモチャと思えばよいカメラである。

この種の機器はいくつかあるが、現在のところ評価が高いのはこのSX-50。ここまで高倍率でなくてよいならLUMIXのFZ-200がよいだろう。
by yamorimo | 2013-08-17 20:21 | 電脳グッズ
<< 麻酔科医のためのデジカメ選び② Web Refresher C... >>