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電脳麻酔ブログ

日々読んだ論文の要約とAIの臨床での活用法について

日本静脈麻酔学会そのに

日本静脈麻酔学会、そのにはMasui先生によるPKモデルの話を紹介します。

open TCIは主としてレミフェンタニルのTCI投与を考えているのですが、プロポフォールについても可能です。これが普及すればディプリバンキットでなくてもTCI投与が可能になります。さらにディプリフューザーで使っているPKモデルはMarshですが、ヨーロッパでよく使われているSchneiderのモデルも選択できます。これはいいことなのかもしれませんが、同時にユーザーはよく考えて両者を選択しないといけないということになります。

Masui先生の話ではPKモデルについて最低どのような条件で検討されたモノかを考えないといけないということを強調されました。Schneiderのモデルはボーラス投与と持続静注の組み合わせでプロポフォールを投与した時に、1分ごとに採血して求められている。Masui先生の検討ではこのモデルでは5秒ごとに採血した自分の研究結果での細かな変化には対応できなかったということです。
Marshモデルでは持続静注で投与した時のデータから求められています。従って麻酔導入時などのボーラス投与時の濃度を予測することできません。どちらもモデルもTCIで投与速度の変化が少ないときには同程度の予測精度と考えられるそうです。一方でMasui先生の検討では覚醒時の濃度はMarshモデルがいいのかもという結果も得られているようです。従って今後はプロポフォールの濃度だけでなく使ったモデルの選択も考えないといけない時代になったということです。
by yamorimo | 2011-11-27 20:42 | 麻酔
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