臨床麻酔学会③
2011年 11月 09日
臨床麻酔学会ネタの3回目。
リフレッシャーコースの講義ではawake AWS挿管を紹介しました。といってもこれは松坂のK先生の受け売りです。
私の施設では、イレウス、その他フルストマック例、高度肥満、高度心機能低下などの症例は基本awake AWS挿管です。まず気道を確保してからゆっくりセボフルランで眠ってもらいます。誤嚥のリスクを減らすとともに麻酔導入時の循環変動がほとんどないのでいろいろ使えます。鎮静としてはフェンタニル0.5-1Aを、あとはキシロカインスプレー散布を行います。
動画はawake AWS挿管の1例です。喉頭蓋がかかったままですが、さらに奥へ入れるよりは声門がよくみえるこの状態で挿管しようと思いGEBを併用しました。ただ、曲がった方では角度が合わなかったので逆から挿入して挿管しています。この手技をマスターすれば麻酔導入の安全度は格段に上がります。
主治医にもみてもらっていたのですが、脳梗塞後で誤嚥性肺炎を繰り返しているのですが声門閉じないです。このため挿管はゆっくりできました。
リフレッシャーコースの講義ではawake AWS挿管を紹介しました。といってもこれは松坂のK先生の受け売りです。
私の施設では、イレウス、その他フルストマック例、高度肥満、高度心機能低下などの症例は基本awake AWS挿管です。まず気道を確保してからゆっくりセボフルランで眠ってもらいます。誤嚥のリスクを減らすとともに麻酔導入時の循環変動がほとんどないのでいろいろ使えます。鎮静としてはフェンタニル0.5-1Aを、あとはキシロカインスプレー散布を行います。
動画はawake AWS挿管の1例です。喉頭蓋がかかったままですが、さらに奥へ入れるよりは声門がよくみえるこの状態で挿管しようと思いGEBを併用しました。ただ、曲がった方では角度が合わなかったので逆から挿入して挿管しています。この手技をマスターすれば麻酔導入の安全度は格段に上がります。
主治医にもみてもらっていたのですが、脳梗塞後で誤嚥性肺炎を繰り返しているのですが声門閉じないです。このため挿管はゆっくりできました。
by yamorimo
| 2011-11-09 22:58
| 麻酔