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中国、韓国の脅威

震災の影響もあり、とかく日本の地位低下が起こりつつある。
10年前にアメリカへ留学した頃は、彼の地で日本車は信仰にも近い信頼を得ていた。実際、ずっとフォードの車に乗った後で帰国直前にレンタカーで借りたカローラはまるで高級車だった。ところが日本車の牙城であった小型車の分野でも韓国車がその地位を脅かし、追い越しつつある

今月のJournal of Anesthesiaに中国からの挑戦的ともいえる論文が掲載されている。
Scientific publications in anesthesiology journals from East Asia: a 10-year survey of the literature
J Anesth 2011;25:257

個人的には東アジアでひとくくりにされるのは好きではないが比較してみたいのだろう。この論文はここ10年の主要な麻酔科領域の雑誌に掲載された論文数を、日本、中国、韓国で比較したという研究である。中国には、香港はもちろん台湾も含まれる。結果をみると、中国、韓国が着実に論文数を増やしているのに対して、2000年にはダントツの論文数を誇った日本は、着実に論文数が減少し2009年は2000年のほぼ半分、このままでは中国、韓国に追い越されそうである。
結語にも、there was a notable decrease in publications from Japanとある。オリンピックの金メダルではないが、まあ負けずに頑張ろうという意味で一読をお勧めしたい。
それにしても、JAに投稿しているのにJAの論文が集計に入っていない(IFが低いからですが、、)のは、やはり挑戦的ですね。
by yamorimo | 2011-05-30 22:52 | その他
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