TIVA再入門外伝①
2010年 04月 02日
TIVA再入門の番外編です。
今日はMasui先生のテレビシンポジウムを視聴しました。
タイトルは「安全・快適なTIVA実践のために」です。昨年の麻酔科学会での講演をお聴きの方にはほぼ同様の内容だったと思います。
TIVAのデメリットとして個人間差の問題があるが、同時に薬効評価を目指した導入を行うことができる。
ここで麻酔導入時のMarshモデルの適応の問題点を説明され、LORでの効果部位を指標にした麻酔管理には問題があるケースもあることを指摘されました。
また、オピオイドには記憶に対する作用がないことから、レミフェンタニルを併用する場合でも充分なプロポフォール投与が必要なことなどほぼこのブログでの説明内容と同様の趣旨で話をされたと思います。
麻酔維持では、プロポフォールが効き始めてからLORまでのスピードでプロポフォールの効き方を評価する方法を説明されましたが、ここはMasui先生オリジナルなので機会があれば講演を聞いて下さい。
またMasui先生の論文はこちらです。
私は、麻酔導入時の薬物動態モデルの問題を、あとでBISで修正する方法で話を進めていきたいと思います。いずれにしてもプロポフォール単独で充分な鎮静を得た上で、レミフェンタニルや神経ブロックなどで充分な鎮静を行うということが重要だと思います。





