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超音波ガイド下末梢神経ブロックポケットマニュアル iBooks版

超音波ガイド下末梢神経ブロックポケットマニュアルのiBooks版を公開しました。まだまだβ版ですが勇気のある方はダウンロードしてください。説明はこちらです。容量大きいのでご注意を。
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by yamorimo | 2014-05-31 01:24 | PNB | Trackback | Comments(0)

周術期の輸液管理

今回は、私は何ら関係していないが「周術期の輸液管理」を紹介する。これはLiSAコレクションということで昨年私が編集した「超音波ガイド下末梢神経ブロック実践24症例」のシリーズということになるのだろうか(もしお持ちでなければ一緒にどうぞ)。総説の後に症例が続くスタイルは同一である。もちろんこれはLiSA本誌とも同一ということで本体では連載になりそうな企画を本にしたということかもしれない。

コンセプトは全体に統一されている。近年のgoal-directed fluid therapyの流れ、フロートラックに代表されるモニタの進歩、そして膠質液としてボルベンが使えるようになったとこと。この流れで新しい輸液管理の概念と症例による各論が展開されている。私などは、SVV本当に役に立つの?とちょっと思ってしまうのだが、近年の論文を中心にまとめるとこんな感じになるのだろう。その意味では本書は最新の輸液管理について学び、実践するのにこれ以上ない本だということができる。信じている人も信じていない人も一読をお勧めしたい。

次々と日本の麻酔科界に旋風を巻き起こすLiSAコレクション。次の企画も期待したい。
これでネタ切れなので書評は終了です。
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by yamorimo | 2014-05-23 22:03 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

麻酔科医のための知っておきたいワザ22③

麻酔科医のための知っておきたいワザ22、Amazonでは入荷待ちとなっていますが、セブンネットで購入可能になっています。もちろんお近くの医学書店には入荷しているハズです。
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by yamorimo | 2014-05-22 23:56 | その他 | Trackback | Comments(0)

麻酔科研修ノート

書評の続き。

麻酔科研修ノート第2版(診断と治療社)

この本は小型ではあるが660ページもある。特徴は何でも載っている多様性にあると思う。その分1項目当たりのページ数は少ない。あくまでもより大きな本を読む前にざっと学習するための本といえると思う。
例えば区域麻酔は30ページ。この中に脊髄くも膜下麻酔から神経ブロックまで入っている。個々のブロックについては正直これを読んで施行するのは難しいかなと思う。もちろん幅広く網羅されている本書の価値はそのような面ではない。いつも机の上に置き、辞書的に調べるのには最適の書というのが印象である。

注意点:本書には2010年発行の第一版があり、外見はそっくりである。お買い上げの際は間違えないようにお願いしたい(何故かAmazonでは旧版がベストセラー上位に来ているのでご注意を)。

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by yamorimo | 2014-05-22 22:02 | 書評 | Trackback | Comments(0)

超音波ガイド下末梢神経ブロックポケットマニュアル

昨年、一時期公開した当院での神経ブロックのマニュアルを更新しました。こちらからダウンロードしてください。

基本無料ですが、カンパとして「麻酔科医のための知っておきたいワザ22」を購入していただくことをお願いします(笑)。
中をみるとムービーが当然動きません。動画付きのバージョンは現在βテスト中ですので今後公開するかもしれません。
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by yamorimo | 2014-05-21 23:24 | PNB | Trackback | Comments(0)

吸入麻酔

自分の本の宣伝ばかりになるが、私の分担執筆させていただいた本の紹介。「吸入麻酔」はまさに吸入麻酔薬についての詳細な解説本である。
歴史
物理化学的性質と薬物動態
吸入麻酔薬の作用機序
臓器機能への影響
吸入麻酔薬の臓器保護作用と毒性
吸入麻酔薬と環境
吸入麻酔薬の供給システム臨床使用の実際と展望
吸入麻酔薬と術後悪心・嘔吐
小児麻酔での使用
高齢者麻酔での使用
特殊な病態下での使用

と続く360ページにもおよぶ大作である。
歴史はLiSAでのなじみの安田先生、神経発達への影響は防衛医大の佐藤先生など基本は札幌医大系の先生を中心に適材適所の著者が選択されている。

私の担当は物理化学的性質と薬物動態で、かなりの部分を薬物動態の解説に使っている。諏訪先生の薬物動態の本で育った麻酔科医としてそのエッセンスを示したかったが力及ばずという感じで終わっている。例えば麻酔導入時には一般的には心拍出量が多いと吸入麻酔薬による麻酔導入は遅くなるといわれているが、本稿ではその差は大きくないとした。吸入麻酔薬の使用時に気になるいくつかのポイントについてシミュレーションで示しているのでご一読いただきたい。

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by yamorimo | 2014-05-21 22:49 | 書評 | Trackback | Comments(0)

麻酔科医のための知っておきたいワザ22

何度も登場ですが「麻酔科医のための知っておきたいワザ22」がいくつかのオンライン書店で発売中です。

本にはいろいろありますがいつもは突然依頼が届いて、資料を集めてなんとか文章を作るという感じのことが多いです。著者の人選も?なケースがままあります。

この本は、現在の日本の麻酔科界からこのネタならこの人というベストな人選がなされているのが特徴です。自分の得意分野について本当に書きたいことをのびのびと書いていただいたらこんなに厚くて熱い本になりました。ぜひご一読をお願いします。

Amazonはこちら

ローソンだとこちら

紀伊國屋はこちら

よろしくお願いします。
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by yamorimo | 2014-05-18 10:34 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

日本麻酔科学会②

日本麻酔科学会のレポート。機会展示など。

まずはBaxterブース。デスフルランの瓶がガラスからアルミに変わる。当然アルミの表面はコーティングされている。以前のセボネスの感じ。これなら割れる心配はなさそうである。アルミ製の携帯用箸もいただいた。
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なお、デスフルランに関しては昨日紹介した「吸入麻酔」に薬物動態を、「麻酔科医のための知っておきたいワザ22」には木山先生に低流量麻酔について解説いただいているのでご参照いただきたい。セボフルランの後発品化が進む中、安心して使えるのはデスフルランという状況になってきた。

次、Dragerブースでは新発売のペルセウスA500。なんとみなとみらい駅から宣伝が始まっている期待の新製品である。
基本操作パネルはほぼ同社のEvitaと同じ。
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操作性は非常によかった。

最大の注目点は未来の予測機能。例えば麻酔導入時に高流量にしていた後、低流量とする際に変更点を確定するまでの間に、その変更で麻酔薬濃度と酸素濃度がどのように変化するかを予測する機能が付いている。GEのET-controlはこれを設定した範囲で自動的に行うが、Dragerの場合は麻酔器がコントロールではなくあくまで助言に留めている点が異なる。吸入麻酔のエキスパート養成用の麻酔器として有用ではないだろうか。同社のSmartPilotと組み合わせることで過去、現在、さらに未来を予測しながら安全な麻酔が可能になる究極の電脳麻酔器として位置づけられるだろう。この麻酔器については来月のサマーセミナーで私が紹介する予定なのでご興味あれば参加していただきたい。

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次に超音波系。GEの新型は先月も紹介したがさらに高周波数のリニアプローブが登場した。
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これを使うと橈骨動脈が非常に大きく描出され、長軸でも短軸でもカニュレーションは容易になりそうだ。末梢での血管穿刺や小児・新生児の中心静脈穿刺に非常に有用な武器になりそうである。

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毎回恒例のソノサイトブースでのハンズオン。今年は下肢のブロックを担当。X-PORTEにも慣れてきた。

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今回は、富士フィルムの装置との合同展示。こちらは富士の新型でプローブはX-PORTEと共通。今後は統合が進んでいくのだろう。
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二日目は、ユニシスとVYGONの協同でのハンズオンを担当。学会のものよりも少人数で充実していたのではないだろうか。若手3名の御協力でほとんど仕事せずにすみました。

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VYGONさんは神経ブロック針と刺激装置の他、気道系のグッズやディスポの駆血帯などを紹介。中央のスマホアプリは、iPhoneとアンドロイド対応。VYGONで検索できる。簡単な神経ブロックの紹介アプリになっている。
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by yamorimo | 2014-05-18 10:02 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

日本麻酔科学会①

麻酔科学会が終了した。いくつかレポートしたい。

まず気になった書籍から。

当然、「麻酔科医のための知っておきたいワザ22」。書籍展示では二段積みくらいだったが順調に売れていた。内容はすでに紹介した通りだが、もう少し安いとよかったなと。この本は元々200ページで5000円の予定だったものが著者の力が入り300ページ近くになっている。その分、本当に書きたいことをのびのび書いてある本というのが本書の売りである。堪能していただきたい。

ざっとみた感じ順調に売れていたのが「LiSAコレクション症例で学ぶ周術期の輸液管理」。昨年私が編集したブロック本の輸液編という感じ。ボルベンが出たタイミングで輸液というのはちょうどタイミングよかったのだろう。ただ輸液は正解がないのでそこが難しいなとは思った。

私が一部を書いているのは、「吸入麻酔」「麻酔科研修ノート」

吸入麻酔は薬物動態について書いている。諏訪邦夫先生の本で育った自分としてはそれの現代版を目指しながら道半ばという出来であるが、吸入麻酔薬の薬物動態について概説しているので一読していただきたい。
「麻酔科研修ノート」は神経ブロックの一部を担当した。全体としては讃岐先生の本の少し上級編という感じ。学会での飲み会で讃岐先生の「麻酔科研修チェックノート」はあくまでも初期研修医向けだと本人が語られていた。後期研修医の方で日頃持つのに何か欲しいということであれば本書をお勧めしたい。

私が買って帰ったのは「術中神経モニタリングバイブル」
いわゆる羊土社の小型本のシリーズになるのだろうか。奈良医科大学の総力を結集した的な本である。この種の本はそれなりのお値段だったので5500円という本書は必要な方にはお勧めである。

雑誌では薬局の「新しい酸塩基平衡の考え方」。これも売れているようにみえた。輸液の本を読む前にまずこちらというのもアリかなと。薬局という雑誌ではあるが岡山大学の森松先生が編集で主に麻酔科の先生が執筆されている。

帰りにはもうなかったのが「心臓外科医が描いた正しい心臓解剖図」。これは人気らしい。今ならAmazonに在庫あり。

とりあえず本日はここまで。
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by yamorimo | 2014-05-17 21:41 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

麻酔科医のための知っておきたいワザ22②

現物がとどいたので目次ページのみ紹介です。

この種の本は過去にもありましたが、まさにその道の達人と呼べる人のみ厳選しています。日々実践しているワザを紹介しているだけに迫力が違うと思います。申し訳ないのは予定よりも本が厚くなり定価7000円となってしまいました。その点のみご了承下さい。

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by yamorimo | 2014-05-07 21:26 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)