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今年の総括

2013年も終わりです。今年もご愛読ありがとうございました。

今年は、
神経ブロックの教科書の編集、出版
バンコク、ニューヨークでのインストラクター参加
の3つが主要な成果です。これも多くの方の御協力のおかげと感謝します。
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個人的にはランニングを始めたりできるだけアウトドアでの活動を心がけました。日頃の体力アップがいろいろな活動を支えてくれたと思います。来年はしまなみを制覇してみたいですね。
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空いた時間にはあいかわらず飛行機の写真撮影も行っています。
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こちらは今年の失敗作。地元の空港で満月と飛行機がかぶることはまずないのですが、露出が金星用のままでした。
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来年も縁を大事にしてさらに仕事を進めたいと思います。よろしくお願いします。
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by yamorimo | 2013-12-31 21:42 | その他 | Trackback | Comments(0)

「臨床麻酔」の特集

雑誌の「臨床麻酔」、12月号の特集は「小児麻酔はいま」である。
気道確保から体温管理、術後疼痛管理など旬な話題がつづいている。私も小児における超音波ガイド下末梢神経ブロックについて書かせていただいている。来年は特に小児での神経ブロックの普及に力を入れて行きたいとおもって所にいただいた仕事でタイムリーだった。
最も有用なのは原真理子(当ブログの母とも呼ばれていた)による「小児のTIVA」。今までは小児のTIVAは原先生による麻酔科学会のリフレッシャーコースのテキストが最良の参考文献だったが、それがよりパワーアップされて掲載されている。精読と実践をお勧めしたい。
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by yamorimo | 2013-12-27 00:37 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

XPERIA

私はiPod touchから始まり、iPadまでiOS端末はたくさん使ってきたがスマホだけはSONYのXPERIAを使っているその理由は、カメラと音楽再生がそれぞれCyber-shotとWALKMANがそのままアプリになっているという点だ。私の使用しているSO-05Dは1年が経過したがアンドロイドが4.0から4.1にバージョンアップした際にアプリもそれぞれバージョンアップし使いやすくなっている。

カメラアプリではCyber-shotと同じプレミアムおまかせオートが使えるようになったのであまり考えずにきれいに撮れるようになった。
同様にWALKMANアプリではClearAudio+が搭載され、こちらもこれを選択しておけば勝手に最適の音質で再生されるようになった。実際に同じ音源でiPhone5SやiPod touchと比較すると明らかに音がよい。またヘッドフォンで聴いたときの音場の広がりが感じられる。

ドコモの参入でiPhone人気が絶大ではあるが音質重視ならXPERIAという選択も十分ありである。ちまたではハイレゾ対応のWALKMANが人気という。ちょっと気になっているこの頃である。
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by yamorimo | 2013-12-23 23:18 | その他 | Trackback | Comments(0)

麻酔科のためのiPad活用法(PNB編)

広島のエキスパートセミナーでSanuki先生がiPadの活用法を紹介されたが、その他有用なアプリとしてHuman Anatomy Atlasがある。そこでこのアプリを使ってPECSブロックを理解してみよう。

このアプリは人体の3D解剖図。画面のタッチ操作で大きさ、部位、角度など自在に調節できる。また表示するコンポーネントも選ぶことが可能である。例えばまず骨格だけ、次に神経を追加とかが可能。筋肉については必要ない筋肉を外すことができる。

まず胸部を表示してみる。大胸筋の表面がみえる。
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次に大胸筋を外してみる。

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上部の腕神経叢からのびているのが外側胸筋神経(lateral pecral N.)(青く表示)。神経の下が小胸筋。第2肋骨上で大胸筋と小胸筋の間に局所麻酔薬を投与すればこの神経がブロックされることが理解できる。

一方、側胸部にあるのが前鋸筋。その前鋸筋に沿って出てくるのが脊髄神経(肋間神経)の外側皮枝。したがって前鋸筋の上の層。例えば第4肋骨上で局所麻酔薬を投与すれば周辺の肋間神経の外側皮枝がブロックされ側胸部から正中近くまでの知覚をブロックできるだろうと期待できる。

という訳で末梢神経ブロックの理解にこのアプリは有用である。iPadの場合、初代は使えません。iPhoneだと画面が小さくてちょっと使いにくいかな。
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by yamorimo | 2013-12-15 23:07 | iPad | Trackback | Comments(0)

月の写真

先日紹介したCanonのデジカメSX-50HSだがいろいろ慣れてきた。月や野鳥の写真に興味があれば持っておきたいオモチャだと思う。

こちら月の写真。デジタルズーム2倍なので35mmフィルムだと2400mm相当。
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月の撮影のポイント。
三脚、なければベランダの手すりなどを使って固定。
フォーカスはAFで大丈夫。もちろん機種によっては難しいかもしれない。私の場合、デジイチと300mmレンズだとMFにしている。
露出はスポット測光。仕上がりをみて多少-補正する。満月だと大丈夫だが作例のように月が小さいとどこを中心にするかで露出が大きく変わる。
SX-50HSのようなコンデジではISOは低くした方がよい。この場合シャッター速度が遅くなるのでブレる可能性が高くなる。それでもしっかり固定してISO低めがよいと思う。デジイチだと高めでもOK。このあたりがセンサーサイズの差になる。
試しにISO100と800の作例を比較してみる。
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わかりにくいがISO800だとのっぺりとした感じになってしまう。SX-50HSに限らずセンサーの小さなコンデジは高感度を使うとどうしても画質が悪化する。きれいに夜景を撮るには前回紹介したようなSONYの多重露出できる機種がお勧めである。

おまけに朝の羽田空港。スマホのカメラも便利だが高機能のデジカメを持っておくと楽しみが広がる。

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by yamorimo | 2013-12-08 23:59 | その他 | Trackback | Comments(0)

PECSブロック

この頃PECSブロックに関する問い合わせがいくつかありました。また昨日の柴田先生の講演でも取り上げられていました。胸部傍脊椎ブロックよりも簡単に乳癌手術の疼痛管理ができるということで皆さん興味が高いモノと思います。

PECSブロックに関してはこちらのページが最も詳しいので参照して下さい。もちろん早期に取り組んだ施設ではある程度の結果が出ているでしょうから、来年の区域麻酔学会や麻酔科学会ではそれらの結果が出てくるとは思います。
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by yamorimo | 2013-12-02 00:24 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

麻酔薬の選択②

The effects of anesthetics on chronic pain after breast cancer surgery.
Anesth Analg 2013;116:685


乳癌術後の慢性痛は20-50%程度の頻度といわれている。リスクファクターとしては若い人、高身長、高体重、手術のタイプ、癌の部位、リンパ郭清の有無、放射線療法、化学療法、術後の急性痛などである。
その予防は急性痛のコントロールによる中枢神経系の感作を抑制することにある。術前からのマルチモーダルな疼痛コントロールが試みられている。
著者らはレミフェンタニル投与後のhyperalgesiaの発生がセボフルラン>プロポフォールであることに注目し、乳癌手術の麻酔をセボフルランとプロポフォールで術後の慢性痛の発生に差があるかを検討した。

(対象と方法)
プロポフォール群が111例、セボフルラン群が117例。術後痛にはモルヒネのPCAを使用。
麻酔法は過去の自分たちの報告を参照としているが、これはremifentanilをlowとhighの2つのdoseで使っている。highはTCIで4ng/ml、lowは1ng/mlなのでいずれにしても日本では低用量である。

手術の2か月以上後に調査を行い慢性痛の状況を調査。

(結果)
慢性痛の発生頻度はトータルでは56%。セボフルラン群では60%、プロポフォール群では38%でありプロポフォール群で有意に低かった。この他、手や肩の障害を訴える頻度や疼痛のために病院を受診した頻度もセボフルラン群で高かった。
慢性痛のリスク因子としては、若年、腋窩リンパ節郭清、術後24時間のモルヒネ使用量とセボフルランであった。
痛みの程度や期間は両群間で差がなかった。

ということで術後痛に関しては吸入麻酔薬よりもわずかにプロポフォール有利というのがこれまでの結果であるが、これが長期的な痛みに関しても関与していることが明らかとなった。乳癌手術での慢性痛の頻度が非常高いことから、麻酔科医としても麻酔薬の選択と有効な鎮痛法の検討は重要であろう。
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by yamorimo | 2013-12-01 16:40 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

PNB登竜門

4回目をむかえた関西地区でのPNB登竜門。前回は懇親会のみ参加したが今回はコメンテーターとして参加させて頂いた。

特別講演は柴田先生。
PNBについて、
形の重要性
神経刺激によるブロックの重要性
筋層の連続性によるブロックの可能性
など広範囲に講演。これを聞かずしてPNBを行うべからず的なよい講演だった。

内容については文献など読んでまた紹介したい。

その後、コメンテーター5人と司会の酒井先生、その他の参加者による総合討論。こちらも幅広い内容についてよいディスカッションが進み、予定時間を延長するほどだった。

PNBの盛り上がりを感じさせるよい会であった。その後も深夜まで熱いディスカッションは続いた、、

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こちらは当日のコメンテーター紹介スライドです。酒井先生の力作なのでこちらにも掲示します。
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by yamorimo | 2013-12-01 15:27 | PNB | Trackback | Comments(0)