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McGrathの有用性

当院にもMcGrathが導入された。今後使ってみてその有用性を確認していく予定である。
その前に、文献で勉強してみたい。まずはMcGrathとC-MACの比較から。

Randomised controlled trial comparing the McGrath videolaryngoscope with the C-MAC videolaryngoscope in intubating adult patients with potential difficult airway.
Br J Anaeth 2012;109;439


挿管困難が予測される患者でMcGrathとC-MACを比較してみた研究。C-MACはマッキントッシュ喉頭鏡と類似のブレードが付いたビデオ喉頭鏡である。

対象と方法
マランパチグレード3以上の患者130例を対象とし、挿管をMcGrathあるいはC-MACを用いて両者を比較した。

結果
挿管時間は、C-MACが50秒、McGrathが67秒でC-MACが有意に早かった。
挿管時の所見でコルマックグレード1の患者はC-MACが50/65、McGrathが60/65で、McGrathで多かった。
1回の操作で挿管できた患者は、C-MACが58/65、McGrath45/65で、C-MACが多く、挿管もより容易と麻酔科医は感じていた。
挿管時の循環動態は両者で差がなかった。

私見
McGrathは挿管困難が予想される患者において、声帯のみやすさではC-MACに勝るが、実際の挿管はC-MACで容易であった。この結果は従来のグライドスコープなどでもみらている。みえるが挿管が難しいという状態が多いということである。
McGrathを使用する際は、スタイレットはもちろんGEBなど挿管補助具の併用がよいのではないだろうか。
またもっと挿管困難の症例ではまた結果が変わるだろうと考えられる。
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by yamorimo | 2013-01-31 22:31 | DAM | Trackback | Comments(0)

麻酔科医と自転車通勤②

そのにで自転車選びなど。

私が最初に買ったスポーツ自転車は、昔ブログにも登場したGIANTのCS3000というクロスバイク。お値段3万5千円くらい。とにかくよく分からずちょうど店頭にあったので色も気に入り購入した。
片側は前3段、後7段の21段変速。すごいと思ったがよくよく調べてみると後ろが7段変速しかないのは安物であった。あと重量が14kg近くありそれほど軽快という訳でもなかった。それでも週末はよく乗っていた。ただマンションの自転車置き場に放置していたこともあり全体にサビも出てきて調子が悪くなってきた。とうとう変速ができなくなり自転車屋へ、ここでワイヤー系さびたチェーンを交換したところ新品のように走れるようになった。

ポイントは、日々のメインテナンスと信頼できる自転車屋選びということになります。最近のブームで自転車を始めてみようという方はまず自転車屋選びから始めるとよい。私の場合、家族全員の自転車を購入した店が、スポーツ系も得意だったのでOK。いわゆるスポーツ系の自転車の場合、昔からの町の自転車屋では扱っていない場合もあるし店側にもそれなりの技術が必要になります。

現在主に使っているのは初回に写真で登場したGIANTのEscape RX3。CS3000 と比べるとやや本格的なクロスバイクになります。

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クロスバイクは通常、ハンドルがフラットバー(後)か少し上に上がったライザーバー(前)、タイヤは700Cと呼ばれるほぼ27インチのタイヤを使った自転車です。元々マウンテンバイクのタイヤを町用に変えたモノなので、CS3000(前)のようにがっちりしたフレームと太めのタイヤが付いたタイプと、どちらかというとハンドルがフラットバーのロードバイク系の2つに分けられます。RX3(後)はフラットバーロード系のクロスバイクです。
こちらは同じ700Cでも細めのタイヤが付いています。

タイヤの幅は、普通のママチャリが35mm、ロードバイクは23mmのモノが多いです。RX3は28mmの細めのタイヤがCS3000は元々は38mm、今は35mmのタイヤに変えています。町中や歩道などを走るには幅の広いタイヤが安心ですし乗り心地も良好。一方細めのタイヤはこぎ出しが軽くスピードも出しやすくなります。自分の乗る環境を考えて選択していくことになります。私の現状では通勤や週末の遠出にはRX3を、CS3000の方はカゴも付けて(これだけでぐっと重くなります)近場用になっています。

基本的にはまず乗る自転車としてはクロスバイクがお勧めです。メーカーとしてもGIANTがコストパフォーマンス的に優れています。EscapeシリーズのR3、Air、RXシリーズあたりがお勧めです。
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by yamorimo | 2013-01-07 23:00 | 自転車 | Trackback | Comments(2)

麻酔科医と自転車通勤

昨年から自転車通勤を始めました。とはいっても昨年の自転車通勤は64回、ざっと1/4くらいでしょうか?今年はもう少し増やしたいとは思っています。私の自宅から病院まではちょうど10km、この程度でもそれなりの運動になります。

きっかけは、
検診などでコレステロール、中性脂肪などが少し高く運動の必要を感じていた。
一昨年末自転車の整備をしてもらったらすごく気持ちよく走れるようになった。
昨年の正月休みに急患がなくそれなりに走り込みができた。
院内の先生に自転車通勤が増えた。
などです。

通勤と週末を合わせると昨年の自転車走行距離は2760km。それなりに体重と体脂肪率が低下してきました。そこで麻酔科医にとっての自転車(含む通勤)について紹介します。

まず、麻酔科という仕事は結構運動不足になりやすいというのがあります。大きな手術室で部屋と部屋との間を飛び回るような立場であれば違うのですが、ひとつの部屋にこもってずっと麻酔しているとほとんど動かない日もあります。

次に自転車通勤で問題になるのは服装です。特に夏は汗をかくのですぐに着替えが必要になりますが、この点麻酔科という職種はすぐに着替えるので問題ありません。

問題点もあります。帰りの時間が読みにくいため予想外に遅くなってしまった日は、疲れている上に暗くなって自転車で帰るという三重苦を味わいます。さらに雨でもふったら最悪です。

この辺りは、無理をせず、当日の麻酔の予定、天候、自分の疲労度などを考えて無理のない程度にというのがポイントになります。

では効果というかメリットは何でしょう?
まず体力が付くのは間違いありません。体重、体脂肪率も確実に低下します。
さらに全身が活性化されるのか、朝も早く目が覚めるようになりましたし、仕事量が増えても大丈夫になりました。

それでは次回は自転車選びくらいからスタートしてみます。

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by yamorimo | 2013-01-06 00:52 | その他 | Trackback | Comments(4)

Stereo誌の付録

この頃雑誌の付録が増えています。先月は万人筆を1本入手しました。雑誌本体よりも価値がありそうな付録が増えている中、先月末に購入したのがStereo誌です。

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こちらはパソコン用のヘッドフォンアンプでD/Aコンバーター機能も付いています。パソコンにヘッドフォンをつないでも貧弱な音しか出ませんが、本機を介してヘッドフォンをつなぐとこんな音も入っていたのかという体験をすることができます。見た目はよくないですが気に入ったら各種ケースも別売されていますのでグレードアップすることができます。よく考えるとパソコンやスマホにはこんなコンデンサーは使えませんからそれだけでも有効なのでしょう。まだ書店でみかけますのでだまされたと思って買ってみて下さい。
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by yamorimo | 2013-01-02 11:59 | Trackback | Comments(0)

謹賀新年

2013年になりました。ことしも麻酔科領域でのさらにパワーアップした情報発信を目指します。
よろしくお願いします。

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by yamorimo | 2013-01-01 21:54 | その他 | Trackback | Comments(0)