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麻酔科医ハナ④

麻酔科医ハナ第4巻発売されました。

私の研修医への自慢は、
麻酔科医ハナの作者のサイン本を持っている。
監修の松本克平先生と知り合い。
の2点です。約1年ぶりですが次回作にも期待です。

あえていうと、私は常に患者の状態を診断し必要な治療を行っているつもりです。

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追記
この記事に関して作者のなかお白亜先生からコメントいただきました。ということでハナもみている?ブログということで今後もよろしくお願いします。
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by yamorimo | 2012-10-30 23:14 | その他 | Trackback | Comments(0)

新しい気管挿管法

昨年の臨床麻酔学会で講演した「新しい気管挿管法の利点と欠点」について1年経過したこと。ちょうどMcGRATHも出たしということでファイルを公開しました。こちらからご覧下さい。
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by yamorimo | 2012-10-28 23:56 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

McGRATH

短期間ではあったがコビディエンのMcGRATHを試用した。すでに沖縄でのサマーセミナーで実物はみていたので後は実際の挿管でどうかという確認である。
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ビデオ喉頭鏡系はほとんど使用したが、McGRATHの特徴は軽いという点にある。その意味では誰にでも使いやすいデバイスということができる。実際の挿管も非常にスムースであった。
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形状的にはマッキントッシュ喉頭鏡とエアウェイスコープの中間くらいか?チューブ誘導溝がない点はエアウェイスコープに劣る。
従来の同様のデバイスであるグライドスコープは視野はマッキントッシュ喉頭鏡に比べて改善するが実際にチューブを声門に誘導するのが困難で時間がかかるという欠点があった。この点はやや改良されている(カーブがゆるやか)が、その傾向はあるように思える。また扁桃肥大のあるような患者では、挿管チューブが口腔内をブラインドで通過するため注意が必要であろう。

予想としてはここ数年のうちに多くの施設でマッキントッシュ喉頭鏡をMcGRATHに変更するくらいのインパクトのある新製品である。臨床麻酔学会へ行かれる先生方はぜひ実物を確認していただきたい。

それにしてもいい物を作りながら、のんびりしているうちに質は落ちるが安価な海外製品に市場を取られてしまうというのは、よくある話ではあるが残念だ。
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by yamorimo | 2012-10-28 22:21 | DAM | Trackback | Comments(0)

デスフルラン 対 セボフルラン

まだ抄録のみですがデスフルランとセボフルランをストレスホルモンの面から比較した論文が出ています。

Desflurane versus sevoflurane: a comparison on stress response.
Minerva Anesthesiol 2012


50名の卵巣のう腫摘出術(腹腔鏡)をうける患者を対象にし、25名ずつデスフルラン群とセボフルラン群に分けた。フェンタニルとレミフェンタニルを併用した。
血中のノルアドレナリン、アドレナリン、ACTH,コルチゾール、IL-6、CRPのレベルを術中から術後にかけて測定した。

ノルアドレナリンとアドレナリンは両群で上昇したがデスフルラン群で高かった。ACTHはセボフルラン群で高かった。血糖値、IL-6,CPP、術後痛に群間差はなかった。

私見
高濃度で頻脈になるようにカテコラミンの抑制という面ではデスフルランに分が悪い結果となった。もちろんこれがすべてではないのだが虚血性心疾患患者ではセボフルランが安全ということではあるかもしれない。
いずれにしても抄録のみでレミフェンタニルの投与速度などが分からないので今後また紹介したい。
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by yamorimo | 2012-10-28 20:39 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

肥満と吸入麻酔薬

丸石製薬から出版されているA-Netの肥満と薬物動態の特集に「肥満と吸入麻酔薬」を書いています。ご覧下さい。
基本的には肥満患者では吸入麻酔薬の薬物動態に大きな影響はないという趣旨です。

Baxterさんはデスフルランの脂肪//血液分配係数が26.4、セボフルランが58.8でデスフルランは脂肪に蓄積しにくいので肥満患者でも覚醒が早いと説明しているかもしれませんが、理論的には両者の覚醒に脂肪組織の影響はほとんどありません。
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by yamorimo | 2012-10-28 00:18 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

デスフルラン

ようやく当院でもデスフルランの使用を開始した。このところほとんどTIVAで麻酔していることもあり今月はセボフルランはほとんど使用していない。小児さえなければこれでもやっていけないことはなさそうである。
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使った印象であるが、それほどでもないというのが実感である。これまでもほとんどの症例がすみやかに覚醒、退室しておりそれを超えるものではないように思える。もちろん使い始めで少し高めの濃度で維持しているというのもあるのだろう。一応目安としてセボフルランの時の3倍の濃度として呼気濃度をみながら調節している。

短所としてはこれまでと同じガス流量4L/分で麻酔すると5%の吸入で1時間に60ml消費。気化器には200ml+α入るがあっというまにカラになってしまう。ということで手術開始時くらいからは2L/分、長時間の手術では1L/分とすることにした。セボフルランだと麻酔中に補給することはほとんどなかっただけに面倒である。

あと、導入時には添付文書に従い3%から吸入させ、結局挿管まではプロポフォールとレミフェンタニルを使ったTIVAになっている。このあたりを各施設でどうしているのだろう。プロポフォールの効果が切れ、デスフルランが効かないうちに挿管して術中覚醒というのが危惧される点である。

レミフェンタニルと併用しているためか頻脈や気道刺激によるトラブルはない。LMAも問題なく使用できている。

選択肢が増えたとしてどのように使っていくのか。いずれにしてもTIVAやセボフルランに熟練している麻酔科医にとってはある程度慣れないとよさは実感できないのではなかろうか?
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by yamorimo | 2012-10-26 23:46 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

科学忍法

ふと空をみたら昔みたガッチャマンの科学忍法火の鳥が、、
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昨日はいい天気でしたが、今夜は大雨です。
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by yamorimo | 2012-10-22 23:05 | その他 | Trackback | Comments(0)

アストラゼネカのWeb refresher course

アストラゼネカのWeb refresher courseの私担当分が登録開始です。来週末くらいには予習用ファイルも公開予定です。TIVAで麻酔した2症例を解説する実践的な内容です。他社の同様の企画と比べてクオリティーが高いと思います。

本番は11/19(月)です。その前には前回の讃岐先生分の再放送も予定されています。
ご視聴よろしくお願いします。
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by yamorimo | 2012-10-20 21:09 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

麻酔の日

10月13日は麻酔の日です。

こちらにディプリちゃんwith花岡清州のイラストが。
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by yamorimo | 2012-10-13 01:37 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

胃超音波

2009年のAnesthesiologyの報告以来胃内用物を超音波で評価するというのが行われるようになってきた。特に近年の術前経口補水の普及によりその安全性の評価という面が大きいかと思われる。またフルストマックなど麻酔導入前に胃内用を評価してから導入法を考えるという使い道もあるだろう。

先日のエキスパートセミナーでは神経ブロックはインストラクター、胃超音波は受講生として参加してみた。

胃内容の評価は幽門部の横断面の面積を求めることで行われる。ほぼ正中、剣状突起下に超音波プローブを当てると肝左葉の尾側に低エコーの筋層に囲まれた胃内容を確認できる。前後と頭尾径を測定して、この積とπ÷4で胃横断面積が測定できる。2.5cm2以下では胃はカラと判断できる。リスクがあるのは3.4cm2以上(この辺りのカットオフはまだ確定していない)。
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これは今朝の私のお腹です。パンとコーヒーで朝食後、病院でCCレモン500mlを摂取後の像。微炭酸のCCレモンのエアーが微妙に高エコーとして確認できる。
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by yamorimo | 2012-10-09 22:57 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)