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Neonatal Desflurane Exposure

Neonatal Desflurane Exposure Induces More Robust Neuroapoptosis than Do Isoflurane and Sevoflurane and Impairs Working Memory

先日の小児麻酔学会の印象記で紹介した新生児マウスに対する麻酔薬の脳障害についての報告がahead of printになっていたのでリンクしておきます。
詳細は、正式にでてからにしましょう。
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by yamorimo | 2011-09-29 23:53 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

いきなりスゴイ! PowerPoint

たまたま書店でみかけて買ってしまったのが、
いきなりスゴイ! PowerPointである。

普通のプレゼン本とは違い、一歩レベルの高いPowerPoint活用法で満載である。
クイックアクセスバーやリボンのカスタマイズ。一々面倒ならプロ仕様のユーザー設定ファイルをインポート可能などたぶんどこから読んでも明日のプレゼンに役立つヒントが一杯だ。

秋の学会シーズンも後半戦。冒頭にリンカーンの言葉が紹介されている。
「木を切るのに6時間与えられたら私は最初の1時間を斧を研ぐことに使うだろう」
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by yamorimo | 2011-09-27 22:26 | プレゼン | Trackback | Comments(0)

術中のBIS値と癌

先週のアボットの講演では高用量のレミフェンタニルを併用した際はセボフルラン麻酔中のBIS値が40以下になる場合があるが、そのまま充分なセボフルラン濃度を維持した方がいいという話をした。同種の話を昨年TIVAでした際に質問されたのが術中のBIS値が低値だと術後の癌の再発が多くなるのではないかというものだった。

そんな疑問に答える?最新の論文が発表されている。

Malignant disease within 5 years after surgery in relation to duration of sevoflurane anesthesia and time with bispectral indes under 45. Anesth Analg 2011;113:778

背景
手術中のセボフルランの過鎮静(低BIS値)により免疫が抑制され非癌患者で術後の癌の発生が増えるかについて検討した。

対象と方法
非癌手術患者2792名を対象とした。年齢は16歳以上、筋弛緩投与を含むセボフルラン麻酔患者、術中のBIS使用患者を対象。
術後5年以内に癌の有無を確認。ただし手術の30日以内の癌の診断例は除外。

結果
最終的に対象となったのは2972名。129名が悪性疾患の診断を受けた。
悪性疾患と診断された患者と手術中の麻酔時間、BIS値が45以下の時間とは相関がなかった。

多少エンドポイントは違うが手術中のBIS値と術後の死亡についてはその前の号に簡単な総説がある。

この中の図に手術中の低BIS値と予後についての図があって参考になる。
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術中の低BIS値にはいろいろな原因がある。例えば低BIS値と術後のstrokeの関連が報告されているが、術前から無症状の脳血管障害があった場合、術中のBIS値は低値となる可能性がある。この場合、このような患者が術後strokeになる確率が高いと考えられる。

最終的な結語は、"Our advice is to avoid hypoxia and hypotension …and unnecessarily deep anesthesia.”と妥当なものだ。


癌についてはセボフルランと免疫抑制と癌の発生の関係についてもう少し基礎的な研究が必要ではないだろうか。今回の研究については亜酸化窒素の使用を容認している点、癌の発生が低い低年齢層も含まれているのが問題と考える。
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by yamorimo | 2011-09-26 23:41 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

小児麻酔学会②

防衛医大の佐藤先生のランチョンが興味深かったので紹介。

生後6日目ののマウスを使用して、デスフルラン(8%)、イソフルラン(2%)、セボフルラン(3%)を6時間吸入でその後の脳障害を比較。

脳組織のアポトーシスは、Des>Iso>Sevoの順に多かった。
長期記憶は差なし
作業記憶(短期記憶)は、Desのみみられた。

丸石・アボット共催のランチョンとはいえ小児の麻酔ではセボフルランを選択しておけばとりあえずOKということか?あと質疑ではデスフルラン4%と8%では8%
が2倍以上の障害、濃度も同様でできるだけ低濃度、短時間がいいだろうとのこと。
詳細はAnesthesiology 11月号に掲載。

ディベートのセボ vs TIVAはチームワークでTIVAの勝利。とはいっても導入はセボを使うので両者のバランス麻酔というべきだろう。セボの欠点は覚醒時興奮だが、この点についてはTIVA派から覚醒後に少量のプロポフォールを使うとよいという意見があった。
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by yamorimo | 2011-09-24 21:32 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

日本小児麻酔学会①

大阪で行われた日本小児麻酔学会へ参加した。

今回の注目は器械展示場。ついにエアウェイスコープの新型イントロックが公開された。
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これで小児麻酔もかなり安心ではないだろうか。もちろん**症候群のような小顎の患者や巨大な腫瘍など小児特有の困難気道にどの程度対応できるのかは今後の経験待ちというところだろう。注目しているのは右端のタイプで7.0のチューブまでだがかなり薄型になっている。いずれも臨床麻酔学会の頃には承認予定ということなので学会場で確認してもらいたい。

もうひとつ注目は新型のグライドスコープである。こちらも小児への対応と先端のディスポ化、さらに本体での録画機能など機能がアップしている。
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これからはこの2つのデバイスがどこまで普及してマッキントッシュ型喉頭鏡を駆逐するかが注目だろう。現時点では普及率でエアウェイスコープ有利か?
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by yamorimo | 2011-09-24 00:29 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

アボットジャパン・オンラインカンファレンス

水曜日はアボットジャパン主催のオンラインカンファレンスに講師として参加しました。

今回のテーマは術中覚醒を防ぐセボフルラン麻酔ということで、主として手術中は一定のセボフルラン濃度を保つことの重要性、BISが低値でもそれによって予後が悪くなるというエビデンスは現在のところないだろうということ、最後にデスフルランとセボフルランの比較について説明しました。

何しろ台風による荒天で中継会場もいくつか中止になり、また打ち合わせ等で知らなかったのですが、首都圏ではまた帰宅難民が出る中ご参加いただきました先生方にはありがとうございました。何かのお役に立てば幸いです。

締めでTIVAとセボフルランの使い分けについてご質問いただき、
Quality重視ならTIVA、Safety重視ならセボとお答えしました。何事も何に重点を置くかで対応は変わってくるということですね。
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by yamorimo | 2011-09-23 00:08 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

臨床麻酔学会のリフレシャーコース

臨床麻酔学会のリフレッシャーコースで「気管挿管の新たなデバイスの利点・欠点」というタイトルで講演します。申し込みが開始されていますのでよろしかったらお寄り下さい。最終日の午後なのでお帰りは遅くなります。

宮島セミナーもこっそり参加します。こちらはできるだけ表に出ない予定ですが、宴会にはいるハズです。申し込み殺到しそうですがこちらはお勧めです。秋の宮島というのは行ったことないですが人が多そうでたどり着けるのか不安です。

ちなみに今週の水曜日にアボットさんのオンラインカンファレンスで講演します。案内があった御施設ではお楽しみ下さい。LiSAの工場見学を読んでからご参加下さい。
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by yamorimo | 2011-09-20 01:32 | DAM | Trackback | Comments(0)

ミニDAMセミナーの案内

以前紹介しましたが、当院にてミニDMAセミナーを開催しますのでお知らせします。臨床麻酔学会のリフレッシャーコース講演に向けて各種デバイスを集めていますので、下記以外もいろいと体験できると思います。AWSの最新情報についてもご紹介する予定です。

日時:10/15(土)9:00~12:00
場所:宇部興産中央病院シミュレーター室
内容は前回に準じて、
アルゴリズムの理解
AWS
GEB
ファイバー挿管(経口、Air-Q使用)(東機貿のAmbuを使用します)
輪状間膜穿刺キット(クイックトラック、メルカー)
シナリオトレーニング
参加料は1000円です(初期研修医無料)。
参加ご希望があれば、右の管理人宛メールでご連絡下さい。
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by yamorimo | 2011-09-19 01:42 | DAM | Trackback | Comments(0)

新兵器購入

さて、LiSAでの連載が終了したのを機にMac BookAirを購入した。
当初は、iPad2を購入してiPadとの比較などを書いてもいいと思っていたが、連載初回でiPadとAirの比較をしたときに何かひらめくモノがあり今回の購入に至った。

いろいろ考えたのは、
クラウドの時代にはOSの差はこれまでより小さい。
やはりキーボード入力が好きだ。
Officeは使いたい。

という部分だった。これまでだとwindowsユーザーがMacを買うとなるとソフトを買いそろえないといけないが、今回はほとんど無料のクラウド系ソフトですませて、Officeのみ購入することに(実際はAtokも買った)。OfficeのMac用はアマゾンで15000円で買えるので出費はそれほど気にならない。
一方で、MacbookAirに匹敵するwindowsマシンはない。圧倒的にコストパフォーマンスがいいのが今のMacの特徴になっている。これは競合機種と比べ多くの台数を長期間製作することによる量産効果ではないのだろうか?例えばLet's noteを買うよりもOffice代を含めても安くあがるのだ。
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今回購入したのは11インチで、メモリーは4GB、SSDは128GBのタイプである。11インチは液晶が13インチより落ちる、SDメモリースロットがないなどの弱点があるので選択には気を付けたい部分である。私はあくまでクラウド対応のセカンドマシンなのでこれで充分である。
Evernote、DropboxなどのツールとOfficeをインストールしてSSDの消費量は20GBほど。それほど重いソフトを使う予定もないので一番安いタイプでも充分だったのかもしれない。
クラウド系のソフトはもちろん、FireFoxやChromeさらにATOKなどがクラウド対応でwindowsのメインマシンと同期できる世の中なので実際にセットアップは簡単だった。私のMac経験はOS9までなのでLionさんのお作法には慣れないがこれはこれで面白い。

すでに3回プレゼンをしたが、Powerpointのaviファイルが再生できなかっただけでトラブルもない。MacのPowerPointは中途半端にリボンインターフェイスなのでここは本家のwindows版の方がいいように思う。ということでこの秋はAirを片手に乗り切っていきたい。
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by yamorimo | 2011-09-11 22:59 | 電脳グッズ | Trackback | Comments(6)

臨床麻酔学会でのセミナー申し込み

下記の追加ですが、日本臨床麻酔学会での各種セミナー申し込みが始まっています。

私はDAM実践セミナーと超音波ガイド下末梢神経ブロックの各セミナーに参加しますが、どちらも受講生とインストラクターの数がほぼ一緒くらいなので安心しております。神経ブロックでは私たちが作っている「超音波ガイド下神経ブロックの基礎と安全に実施するためのガイドライン」について中本先生が発表されるようですのでこれはよさそうです。

また帰りが遅くなりますが、リフレッシャーコースで「気管挿管の新たなデバイスの利点・欠点」について語る予定ですのでよろしくお願いします。このリフレッシャーコースは他の演者に関してはよい人選だと思います。同じ14:30スタートだと、鈴木先生、清野先生どちらも私が聴きたい講演ですね。
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by yamorimo | 2011-09-11 18:50 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)