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挿管困難対策手技マニュアル

Sanuki先生のブログでも紹介されていますが、松坂のK先生こと車武丸先生編集の挿管困難対策手技マニュアルが発売されています。

とにかく車先生の写っている写真が満載でそれだけで楽しめます。DAMにはいろいろな手技がありますが、まずアルゴリズムを理解して自分の施設でのそれぞれの対策を考えておくことが第1です。エアウェイスコープでもトラキライトでもよいのですが自分の自信が持てる手技を少しづつ増やしていくことをまず考えて本書を読むとよいと思います。そして挿管困難でない症例で充分トレーニングしておかないといざというときにはつかえないということになります。あとは本書を手術室看護師用にも買ってDVDをみておいてもらうのもよいと思います。いざというときの介助の参考になると思います。

よい本の発売が続いていますが、来月にももう一冊インパクトのある本が出ます。
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by yamorimo | 2009-02-26 21:23 | 書評 | Trackback | Comments(9)

術中覚醒についてのアンケートのお願い

術中覚醒についてのアンケート、これまでに約30名の方から回答をいただきました。できるだけ多くの方の回答を期待していますので、術中覚醒の経験がなくてもぜひご回答ください。
回答はこちらからお願いします。

今回はメールアドレスとコメント書いていただいた方にはお返事を差し上げていますが、ちょっと苦しくなってきました。遅れながらでもできるだけお返事差し上げますのでよろしくお願いします。
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by yamorimo | 2009-02-20 21:37 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

セボフルラン関係の学会記録集

SH先生と私の学会記録集が丸石製薬のホームページからダウンロード可能になっています。
N大臣ではないですが、二日酔い状態で写真を撮ったのでひどい顔になっています。
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by yamorimo | 2009-02-19 22:33 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

ナースのための手術室モニタリング攻略ガイド

すでにmsanuki.comで紹介されているが、ナースのための手術室モニタリング攻略ガイドが届いた。ナース向けの教科書には医師にとっても有用なものが多いがこの本は素晴らしい出来だ。
脳波モニタはSH先生、挿管困難は松阪のK先生、TCIポンプは私、その他ブログの母やA医大のSuzuki先生など本ブログでお馴染みのエキスパート達が思う存分書きまくっている感がある。ナースのためのといわず、研修医はもちろん麻酔専門医にもお勧めのモニタ本である。
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by yamorimo | 2009-02-19 21:01 | 書評 | Trackback | Comments(2)

術中覚醒についてのアンケートのお願い

一度アナウンスしましたがわかりにくいようなのでこちらからもリンクします。アンケートのご協力いただける方はこちらからお願いします。昨年一年の先生方の術中覚醒の状況をお聞きすることが一番ですが、これまでのレミフェンタニルのアンケートの第3回目という意味もあります。ご協力をお願いします。

術中覚醒についてのアンケートのお願い

拝啓

早春の候、先生方にはますます御健勝のこととお慶び申し上げます。

さて、本年の日本麻酔科学会で術中覚醒に関するシンポジウムが予定されています。レミフェンタニルの普及により併用する麻酔薬が減量される傾向にありますが、この変化が術中覚醒の頻度に影響しているかどうかについては詳細な調査がなされていません。

私たちは、昨年レミフェンタニルの使用状況の調査を行った際に術中覚醒の有無についても調査しました(臨床麻酔 2008;32:1983)。低濃度のセボフルランで維持することがリスク要因などいくつかの知見が得られましたが、より詳細な状況をしらべるために、大規模なアンケート調査を計画いたしました。

術中覚醒経験の有無にもよりますが数分で終了すると思います。術中覚醒をご経験になった方はもし可能なら麻酔記録を提供していただけますでしょうか。アンケートの最後にお名前とメールアドレスをご記入いただければ後日連絡させていただきます。

アンケートの集計結果につきましては、学会のシンポジウムで坪川が発表させていただいた後、論文としてまとめさせていただくことを予定しています。

ご多忙のところ申し訳ありませんが、アンケートの趣旨をご理解いただきご協力いただきますようお願い申し上げます。

敬具

宇部興産中央病院麻酔科 森本康裕
金沢大学医薬保健学域医学系機能回復学 坪川恒久
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by yamorimo | 2009-02-16 22:33 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

YouTubeの動画紹介

いつものS先生からYouTubeの動画情報をいただいていたのを忘れていた。
気道系など麻酔科関連の動画をいろいろアップしている方がいらっしゃるらしい。

これはガムエラスティックブジーを使っての挿管。ブジーが新しいタイプでないのなど気になる点もあるが、90°回転して挿管など基本を押さえてある。その他各種あるのでご覧いただきたい。
鎖骨下穿刺では顔も出ているで分かる人には分かるのだろう。

私も気道系の動画アップを考えていただけに先を越されてしまった。本当は模範的な動画を学会サイトなどにアップしていくべきだろう。
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by yamorimo | 2009-02-15 23:53 | その他 | Trackback | Comments(5)

術中覚醒についての調査

毎年アンケートをやらせていただき、ブログ読者の方々にはご協力ありがとうございます。そろそろこの種の仕事から卒業したいのですが、再度調査を企画させていただきました。
詳細は別ブログの術中覚醒研究室に記載しています。今回はサンプル数を多くするため先生方にはそのうち調査のお願いが文書で届くかと思いますが、何卒趣旨をご理解の上ご協力をお願いします。
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by yamorimo | 2009-02-13 00:21 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

レミフェンタニルの投与法を考える

講演スライドを流用してレミフェンタニルの投与法について考えてみる。

麻酔科医にとって持続静注という形で薬剤を投与することはこれまでにもあったのだがレミフェンタニルに関しては今のところうまく使えていないように思う。
手術開始時に0.2μg/kg/minでスタート、ところが血圧が上がってくるので0.25→0.3と上げていき気がつくと効き過ぎていて血圧低下一気に下げると、今度は下げすぎてまた血圧上昇、これの繰り返しでジェットコースターのような麻酔記録になるパターンである。やはりレミフェンタニルの薬物動態についてある程度の知識がないとこの様な麻酔になりやすい。
神奈川での講演で会長からいただいたご指示に、レミフェンタニルの使用にTCIは必要かという項目があったのだがまさに問題点を見据えたよいご指摘だと感じた。ディプリフューザーの様なポンプがあれば上記の問題はかなり解決されるに違いない。
持続静注中に投与速度を変更しても次の投与速度で血中濃度、効果部位濃度が安定するには15分程度は必要になる。
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つまり通常の方法では投与速度を変更した場合には15分程度待ってからこの投与速度でよいか評価して次の速度を決めるとよいのだが手術中では間に合わないことも多いだろう。また効かない効かないとどんどん投与速度を上げると、これでいいと思ってもまだまだ血中濃度が上がるかもしれない。投与速度低下時も同様である。この図は麻酔導入から手術執刀までの投与例だが、気管挿管後投与速度を低下させても以外に濃度が低下しておらずここで血圧が下がるかもしれないし、執刀前に投与速度を上げているはずだがこれも濃度上昇が追いつかず血圧上昇をみるかもしれない(赤色:血中濃度、緑色:効果部位濃度)。TCIを使えばマニュアルの投与よりも濃度変化は急激でより調節しやすい。
実際に手術中のレミフェンタニル投与に関してTCIの方が術中の循環変動が少ないという報告もある(Anesth Analg 2003;96:33)。ただ問題はレミフェンタニルのTCI投与が可能なポンプが日本未発売ということで現在のところ研究目的以外ではお勧めしにくい状況にある。
そこでどうしたらよいのか。
TCIでは濃度を上昇させるときは一時的に急激に投与、低下させるときは一時停止する。この手法をマニュアル投与でも使えばよい。
レミフェンタニルのCSHTは約3分なので、投与を3分停止すれば血中濃度はそれ以前の半分に低下する。0.5μg/kg/min→0.25μg/kg/minと変化させるときには投与停止3分を加えるだけで濃度低下はよりすみやかになる。3分を測るのはもちろんキティーの砂時計ということになる。もちろん低下させたい度合いに応じて1停止時間を調節すればよい。
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次に濃度上昇の場合。
ここでは2倍の投与速度を使う。0.25μg/kg/min→0.5μg/kg/minと変化させるときは0.25μg/kg/min上げるのだから2倍の0.5μg/kg/min変化させる。そこで間に0.75μg/kg/minで3分投与すればよりすみやかに濃度が変化する。
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濃度上昇の場合はより急激に濃度を上げたい場合がある。術中鎮痛の不足で体動がみられたり、脳外科でピン固定をする直前などでは1μg/kg/minで1分投与すればよい。
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最後に実践例。麻酔導入~執刀をこの3分ルールで投与した例を示す。
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ポイントは投与のメリハリを付けることと、3分を忘れないことだ。少しうるさいが100円ショップのキッチンタイマーなどが最適と思う。
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by yamorimo | 2009-02-11 20:39 | 麻酔 | Trackback | Comments(2)

一太郎2009

毎年の年貢としてあきらめているのだが、今年も一太郎のバージョンアップの時期がやってきた。ついでにJUST SUITE自体をバージョンアップしたので順次紹介していきたい。
今回はATOK用のプレミアム辞書・辞典パックも同時に購入した。これまでの明鏡国語辞典、ジーニアス英和、和英に加えて、ロングマン現代英英辞典と英和辞典が入っている。これだけのものがATOKに付属するとあとはもういらないのではないだろうか。特に一太郎上では右側のナレッジウィンドウを辞書スペースにしてしまえばジーニアスとロングマンを切り替えながら使えるのでこれは便利そうだ。

JUST SUITEとしては表計算ソフトの三四郎、プレゼンソフトのAgreeが入っているのでOffice互換の環境としても充分利用できる。
現状ではメールソフトのShurikenが旧バージョンなのでお急ぎでなければ3月までまってもよい。
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by yamorimo | 2009-02-09 01:01 | その他 | Trackback | Comments(0)

臨床モニター学会演題登録延長

今回お世話になったのでひとつ宣伝です。

臨床モニター学会の演題募集が延長になっています。
今回はいろいろ企画されていますが、特に中心静脈カテーテル挿入の安全対策」について徳嶺先生がハンズオンで解説されるのが注目です。
もちろん演題を出して是非ご出席を。
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by yamorimo | 2009-02-08 10:34 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)