「ほっ」と。キャンペーン

<   2007年 10月 ( 13 )   > この月の画像一覧

Beach Chair位続報

Beach Chair位と脳低灌流についてのコメントがapsf newsletterの秋号に掲載されている。

このコメントは、脳低灌流を生じた2症例がいずれもlabetalolを手術室で投与されていることを問題視している。
labetalolはαとβブロッカーだが、β遮断作用が7倍強い。弱いα遮断作用は血管拡張を、強いβ1遮断作用は心拍数と心収縮力の抑制を引き起こす。
副作用として起立性低血圧が知られており、静注薬を使用する際は仰臥位を保つ必要がある(この段階で今回の症例はもうoutということか)。Tubokawa先生の話ではlabetalolは英国では高血圧患者の麻酔管理によく用いられていたとのことだが、吸入麻酔薬との併用で全身麻酔中の死亡例もあるそうだ。
またlabetalolとフェニレフリンやエフェドリンの併用は予期しない交感神経系の緊張を引き起こし、全身の血管抵抗の上昇から心拍出量の減少を起こす可能性がある。labetalolを投与された患者をbeach Chair位にして低血圧を生じたときに、フェニレフリンやエフェドリンを使用すると危険ではないかとコメント者は危惧している。

α遮断とβ遮断のバランスと全身麻酔とさらに体位の問題が重なっていて病態は難しいが、参考文献ともども参考になりそうなので紹介してみた。
[PR]
by yamorimo | 2007-10-29 22:59 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

臨麻3日目

臨床麻酔学会も最終日。

午前中は、初期研修医セミナーのお手伝いをさせてもらった。
私の担当は胸骨圧迫。スキルチェック機能付きのマネキンを使い個々の研修医の胸骨圧迫を評価しながら、正しい胸骨圧迫を身につけていただくという企画。受講生も面白そうだったがこちらもよい勉強になった。やはり機械が客観的に評価してくれると有り難いです。

神経ブロックについては後日まとめていきます。
[PR]
by yamorimo | 2007-10-28 00:15 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

臨麻2日目

来年から、日本臨床麻酔科学会になるそうです。

ドラマの医龍2で麻酔医と呼び捨てにされているのをみるとかわいそうですが、学会の名称から変えていくようです。

来年は京都、次は浜松です。

学会での収穫についてはまた後日文献をよんでからまとめます。
[PR]
by yamorimo | 2007-10-27 00:13 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

臨床麻酔学会1日目

臨床麻酔学会1日目、さすがに国際フォーラムは広い。

今日は二人の先生から呼び止められて質問を受けた。ありがたいことである。
記念に写真を。

a0048974_21592530.jpg


[PR]
by yamorimo | 2007-10-25 22:00 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

評価する

目標を立て自分のスキルを向上させていくことは大事だが、時には評価を受ける必要がある。

本日学会関連の準備でレサシアン スキルレポータモデルというマネキンを試用する機会を得た。
通常の心肺蘇生講習用のマネキンにプラスして、胸骨圧迫の場所、深さとリコイルさらにリズムを評価してくれる機能がついている。自分のスキルはもちろんだが、自分が受講生のスキルをきちんと評価できているのか、よい経験になりそうだ。
[PR]
by yamorimo | 2007-10-23 22:20 | その他 | Trackback | Comments(0)

プレゼンの話

Tubokawa先生がプレゼンの話をされているので一言。

Windowsを使っている限りは、プレゼンソフトとしてはPowerPointが第1選択になる。最近よくやくPowerPoint2007の操作に慣れてきて、逆に古いバージョンには戻れないという感じがしてきた。
PowerPoint2007の特徴のひとつは、SmartArtというデザインされた図表を簡単に作成できる機能が搭載されたことだ。よく使われそうな図はテンプレートになっているのでデーターを流し込むだけできれいなスライドができる。例えばフローチャートとか、階層図などが用意されている。

a0048974_2121643.gif



こんなスライドも画像データーとテキストを書き込めばOKだ。
この機能を使えば文字だけのスライドは駆逐できそうだ。
[PR]
by yamorimo | 2007-10-20 21:04 | その他 | Trackback | Comments(0)

マイエコーのある生活

いろいろ追い込まれて週末はエコーを自宅に持って帰っている。

今日は14歳の長男をモデルに雇って練習と画像の保存を行った。さすがに適度に筋肉があって脂肪のない子供は神経がよく分かるのでモデルにぴったりだった。エコーを囲んで自然と子供の勉強にもならないか?など夢は広がる。

よく思うのだが、マイエコーが30万円くらいで購入できれば爆発的に普及すると思う。iLooKクラスならなんとかならないだろうか。仕事では毎日術前診察に持参して、心機能以外に静脈血栓症とか頸動脈の狭窄の診断とか使い道はいろいろ考えられる。仕事以外にも、自宅で親の心エコーをしてみるとか、妊娠中の子供をみるとかいろいろ使い道はあると思う。メーカーサイドには是非頑張っていただきたい。

それにしても、携帯型エコーの利点はこの簡便性にある。今週も手提げ袋にいれて、病棟での中心静脈確保や血管造影室での麻酔に活躍した。その後循環器の最新型エコーをみたが同じジャンルの機械とは思えなかった。今後はより軽量コンパクトでしかもある程度の画面の大きさと性能を維持しながら価格を下げていってもらいたい(無理?)。
[PR]
by yamorimo | 2007-10-20 20:53 | PNB | Trackback | Comments(0)

spinal anesthesiaのシミュレーション

Virtual Anesthesia Machine Web siteにSpinal Anesthesia Simulationが追加されている。
[PR]
by yamorimo | 2007-10-11 07:58 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

pharmacokineticsとpharmacodynamics

今回のシンポジウムで感じたことは、TIVAの場合は特にpharmacokineticsとpharmacodynamicsが重要ということだ。
静脈麻酔薬の投与時は、常にその薬剤の血中濃度や効果部位濃度がどの程度になっているのかを考え、さらに現在の濃度で自分の期待する効果が得られているのかを検証する。
プロポフォールの場合は、TCI投与とBISモニタによりある程度、pharmacokineticsとpharmacodynamicsを考えながら麻酔することが可能になった。フェンタニルやレミフェンタニルの場合はそこがまだ難しいが可能な限りシミュレーションを併用して麻酔する必要がある。レミフェンタニルの場合は投与速度の変更で、効果部位濃度を変えていく訳だがこちらも自分の思っている様には濃度が変化していないことがリアルタイムのシミュレーションをすると理解できる。うまくいかなかった症例では麻酔後でもよいのでシミュレーションして復習してみて欲しい。
やはり今の時代TivaTrainerは必須と思います。100ユーロで2台までインストールできます。
[PR]
by yamorimo | 2007-10-06 22:14 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

AZテレビシンポジウム2回目その後

AZテレビシンポジウム2回目も無事に終了した。

会場で配布されたかもしれないのがこのディプリバンボールペン。ついにイメージキャラクターができたということだ。写真ではみえないが、EDTAと書かれた旗を振っている。今度の臨麻ではこのボールペンを胸に挿しているのがトレンドになりそうだ??

a0048974_6511424.jpg

[PR]
by yamorimo | 2007-10-06 06:51 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)