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レミフェンタニルとMAC

以前、MACの概念を捨てる云々を書き込んだことがあるが、その後sanuki先生にfollowしてしただいた。
前にも書いたが、レミフェンタニル標準投与速度でのセボフルランの推奨維持濃度は1.0%である。レミフェンタニルを使うにはもはや通常のMACの概念は不要であり、MAC-awakeのみが意味を持つことになる。MAC-awake+少し余裕を持たせた1.0%のセボフルランで患者の意識を取り、レミフェンタニルで充分に鎮痛を図るというのが基本になる。
もちろんレミフェンタニルで全ての侵害刺激を抑えることはできるのか。とかもう少し鎮静度を上げた方がよいのではという考えもある(この辺りはまた後日)。少なくともセボフルランを1.0%以下にするのは避けた方がよいと考えている。この方針で麻酔を維持すればレミフェンタニルの効果で挿管チューブによる気道の刺激も抑えることができるので筋弛緩薬もあまり必要ないだろう。

こんな麻酔をすれば麻酔からの覚醒という概念もなくなってくるかもしれないですね。
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by yamorimo | 2006-12-30 23:10 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

超音波ガイド下大腿動脈採血

超音波ガイドによる中心静脈穿刺や神経ブロックの上達にはまず練習が大切だ。
ちょっと馬鹿みたいだが、今日超音波ガイド下大腿動脈採血というのを思いついた。

血液ガス検査のために大腿動脈から採血する機会は多い。これを超音波ガイドでやってみる。
皮膚の消毒後、プローブを大腿部に当て大腿動脈を確認(左手で持つ)、その状態で交差法で穿刺する。針はブローブにできるだけ近づけて皮膚に直角に近い感じで穿刺する。画像上針先が血管内に入ったらゆっくり採血してみる。
この程度の操作ならプローブに清潔のカバーは必要ないし、針の操作も右手ひとつでできるので超音波ガイド下の手技としては簡便である。それでも細い針を画像をみながら血管まで誘導するにはそれなりの技術が必要である。

練習の機会を増やすにはよい方法だと思う。
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by yamorimo | 2006-12-27 21:47 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

超音波ガイド下神経ブロック・ワークショップ in 名古屋

日本麻酔科学会 東海・北陸支部会(平成19年2月17日(土))で超音波ガイド下神経ブロック・ワークショップが開かれる。
申し込みは学会ホームページから(1/15締め切り)。対象は残念ながら日本麻酔科学会東海・北陸支部会員限定になっている。

予定
午前11:00~12:30
講義: 上肢末梢神経ブロック基礎と実技

午後14:00~16:00
少人数参加型実践ワークショップ:超音波ガイド上肢神経ブロック
1) 超音波画像装置の基本的操作法
2) ボランティアで神経刺激器による体表マッピング
3) ボランティアで超音波画像を描出
4) 組織―神経模造模型を用いてブロック針を超音波画像で描出、適切な部位まで進める技術修得
募集人数: 30名
参加費: 無料(日本麻酔科学会東海・北陸支部会員対象)
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by yamorimo | 2006-12-27 10:30 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

年貢

年賀状の季節が来た。
最近は面倒になって自分でデジカメ写真のプリントなどしなくなったのだが、この季節ばかりはカラープリンターのお世話になる。昔数万円で買った頃を思うと最近のプリンターは安くなったものだ。
ところが、安くならないのが交換用インク。今使っているのはカラーインクがそれぞれ必要で、その割りにすぐなくなってしまう。結局手間暇がかかる割には、写真店に頼んだほうがなどど思ってしまう。毎年、エプソンとキャノンには相当年貢を払ってます。
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by yamorimo | 2006-12-26 23:28 | その他 | Trackback | Comments(0)

超音波ガイド下末梢神経ブロック入門(3)

超音波ガイド下末梢神経ブロック入門。いよいよ各論へ。

ブロックの各論は、上肢、下肢、体幹に分けられるがまずは上肢から。
上肢のブロックは斜角筋間法に注目が集まっているが、始めは鎖骨上アプローチから始めてみよう。ここは鎖骨と鎖骨下動脈というはっきりとしたランドマークがある上に、神経は比較的収束している。適応としては、肩への効果は?だが、上腕、肘、前腕の手術にはほぼ適応となる。

プローべを鎖骨上部に当て、やや鎖骨の下を覗くとこんな感じでみえる。
a0048974_21113443.jpg

重要なことは、第一肋骨を確認することで、最も危険な気胸をさけることができる点にある。これまでのクーレンカンプ法ではまず第一肋骨に針を当て、神経に放散痛が出る点を探したがまれにそのまま肺へ進んでしまうことがあった。
拍動している鎖骨下動脈をみつけたら、その外側上方に蜂の巣状ともいわれる形の腕神経叢を確認できる。あとは外側からプローべに平行に針を進めるとブロック可能だ。始めのうちは神経刺激装置を併用するとよいだろう。刺激電流は始めは1mA程度で、ブロック時には0.5mAで反応の出る点で局所麻酔薬を注入する。

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by yamorimo | 2006-12-25 21:18 | PNB | Trackback | Comments(0)

AHA心肺蘇生と救急心血管治療のためのガイドライン2005

G2005のテキスト日本語版の第一段として、AHA心肺蘇生と救急心血管治療のためのガイドライン2005とECC(救急心血管治療)ハンドブック2005が発売されている。

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by yamorimo | 2006-12-23 23:55 | AHA | Trackback | Comments(0)

フリー言語でプログラミング

日経ソフトウェア1月号に、フリー言語でプログラミングを学ぶという特集がある。
最近はパソコンでプログラムを組むというのは際物系だが、8ビットマシンのころは、パソコンを使う=プログラミングだった。
それが今や、使う人が少なくなったのか、Visual Basic 2005 Express Editionなら無料でダウンロードできるようになった。この雑誌の付録CD-ROMにも各種のフリー言語が収録されている。昔使ってみたかった、LispやPrologがみんなフリー言語になっているのに感動。そういいながら、N88BASICと互換性のあるという、ActiveBasicをインストールしてみた。私は、visual BASICで終了しCには移行できなった人間なのでやはりBASICだと安心できる。
ちょっとした頭の体操には脳トレよりずっといいとお勧めできる。

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by yamorimo | 2006-12-23 22:30 | 電脳グッズ | Trackback | Comments(0)

超音波を使った鎖骨下静脈穿刺 その3

超音波を使った鎖骨下静脈穿刺についての追記。

腋窩から鎖骨下にかけて、静脈の縦断面を描出してみた。
a0048974_12442957.jpg


左が外側、右が内側になる。鎖骨とはほぼ平行だ。
これなら外側から気胸の心配なく穿刺できそうだ。穿刺位置としてはかなり外側になります。

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by yamorimo | 2006-12-21 12:47 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

福島県立大野病院の事件についての声明

ようやく日本麻酔科学会からも福島県立大野病院の事件についてのコメントが出ました。日本医学会ならびに日本周産期・新生児医学会より声明文を支援するというものです。
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by yamorimo | 2006-12-20 09:25 | その他 | Trackback | Comments(0)

休憩室

こっそり別部屋作りました。
FC2ブログ徹底攻略術という本を買ったものですから。

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by yamorimo | 2006-12-19 23:28 | その他 | Trackback | Comments(0)