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育てるということ

 今週末は、臨床研修医の指導医養成特訓講座で二日間セミナーパークというところに缶詰の予定。日程をみると本当に朝から晩までぎっしり、実は一度受講したことがあるのだが本当に疲れたという記憶がある。ACLSもきつかったが、今度も厳しそうである。
 研修制度の成否を握るのは、指導医の力量も大きいだろう。私のようにきちんと講習を受けている指導医は意外に少ない。この種の養成講座は年に一回か二回程度、人の移動を考えると全然足りないといえる。それにしても指導医が合宿特訓を受けるのなら、指導される側もいかに学ぶかということについてやはり合宿特訓をしてみてはどうか。医学を学ぶ以前のレベルの研修医も多い。
 ACLSの世界も、例えば医師がすべてACLSの受講を必須とすると指導医が現在の**倍いるとか、いろいろな話を聞く。要するにまだまだ圧倒的に人手不足ということ。といって指導者を乱造するとレベルが下がる。難しいところだろう。やはり少しずつ輪を広げていくしかない。そしてまた私の週末が、、、
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by yamorimo | 2005-11-29 23:40 | その他 | Trackback | Comments(0)

ハリーポッター

 ハリーポッターの新作をみた。前作は全体に作りが薄く感じたが、今回のはよくできていた。第一作と比べて原作ベースでは分量が二倍くらいになっているので限られた時間での映画化は難しいだろうとは思う。
 早速、中途で放りだしていた原作の英語版を読み始めた。これまで、一作、二作目はなんとか読んだが、子供向けの本の割には読むのに手こずっている。英国の生活用語に不案内なものが多いのと、魔法系、結局単語になじみのないものが多いのが苦戦の原因だ。通り一遍の単語だけでなく、いかにもnativeという単語を知っていると自分の文章に奥行きが出てくる(自分でもできていないが)。
 英語のペーパーバック、なかなか読破できないと思うが、子供向けから入るのも一法だ。私の米国在住中はゴジラシリーズを読んでいた。米国の作者が書いたB級のSF小説に怪獣がでてくるという無茶苦茶なストーリーだったが結構楽しめた。何でもよいので読む習慣をつけるとよいと思う。特にハリーポッターは翻訳がでるのに時間がかかるので。
 あと医学系は結構読みやすい。Robin Cookは定番だが、Richard PrestonのThe Cobra Eventなどもお勧め。
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by yamorimo | 2005-11-27 23:09 | 英語 | Trackback | Comments(0)

削る研修と育てる研修

このブログの記事は必読です。
初期研修は、大学がよいのか一般病院がよいのか。私も答えを出しかねているのですがこの見方は参考になりました。要は向き不向きということなのかもしれません。自分としては育てる指導を心がけたいと思います。
医師として最初の2年間というのは、本当に大事です。少なくとも給料がよいからという理由で選ばないで欲しいと思っています。
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by yamorimo | 2005-11-26 00:20 | その他 | Trackback | Comments(0)

Awake surgery研究会

当院の脳外科の要請もあり上記研究会に初めて出席。
脳外科のawake surgeryというと一時は騒がれたが今は心臓外科に話題を取られた感もある。今日の感じではかなりの部分はMEPなどの電気生理でいけるのであとは限られた症例をきちんとやっていくということ。methodについては、麻酔、タスク、手術の三面からガイドラインを作っていくということなので今後に期待したい。

いずれにしても、awake surgeryというのは一度経験すると麻酔に関する考えが変わる。麻酔に最も必要なのは鎮痛だということがよく理解できると思う。何しろ開頭している患者が平気で?喋っているのだ。
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by yamorimo | 2005-11-24 23:24 | その他 | Trackback | Comments(0)

道を極める

今日買ったマンガにとてもいい文章がありました。

どれほどの技術を習得していてもこれでもういいと思ってしまえばその状態を維持する事も難しい。。。
常に上を向いて努力をつづけていなければ、上のレベルに移行することはできない。。。
道を極めるという事はそういう事だと思っている。

頭文字D (いわゆる峠での車ごっこの話です)32巻で、主人公の巧くんが年配の対戦相手から声をかけられた時のフレーズです。

ちょっと違うのですが、臨床麻酔学会後、某所での会話にこの様なものがありました。

これからは外科医のできない麻酔を目指していきたい(もうほとんどそうなっているのだが)。
組織の中で働いていると自然に切磋琢磨されているが、フリーの麻酔医が自分の技量を保っていけるのか?

お互い上を向いて努力をつづけましょう。
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by yamorimo | 2005-11-23 17:53 | 麻酔 | Trackback(1) | Comments(0)

麻酔科医のためのパソコンセミナー

臨麻終了後上記セミナーに参加した。
今回は、Palmの話、PowerPointの使い方と統計の話。
ひとつだけ参加しなかったひとのために、お伝えすると、PowerPointでプレゼンを作るときにはマスターを使うということを意識して欲しい。これ意外に知らない人が多い。うまく使っていないとスライドショーをしたときにタイトルの位置などがひとつひとつずれていてとてもみにくい。また、デザインを変更したくなってもまたひとつひとつのスライドで修正が必要になる。市販のテキストなどを参考にしてもらい、ぜひ自分のオリジナルのテンプレートを使うように勉強してみては。
あと、CLIE亡き後のPalmだが、私も研究?のために英語版のPalmの購入を考えている。またここでレポートしていきたい。
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by yamorimo | 2005-11-20 21:05 | 麻酔 | Trackback(1) | Comments(0)

もはや全身麻酔に笑気は不要か

臨床麻酔学会で上記表題のパネルディスカッションが開かれた。実は私は別会場にいたのでまったく聴いていない。伝聞では、さかんに150年の歴史が強調されていたらしい。
個人的には笑気の必要性はほとんど感じないのでこの話題にはもう興味はないのだが、150年使われていたものだからこそそろそろ使用を止めるときが来たということだろう。残念なのは笑気の使用にとどめとなるレミフェンタニルの発売日がまだ決まっていないこと。
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by yamorimo | 2005-11-20 20:57 | Trackback | Comments(0)

臨床麻酔学会

ようやく臨床麻酔学会に到着。
いきなり、重厚な絨毯。さすがリッツカールトン。
感想としては会場、廊下とも狭いということ。ポスターではなくコンピュータープレゼンテーションとしたが、これも会場に入ることができなかった。
いろいろ批判もあろうが、積極的なアプローチを評価したい。学会というのは始まってみないと分からないものだ。
懇親会ではとうとうマグロは食べられなかった。残念。
それではもう一日、頑張ろう。
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by yamorimo | 2005-11-18 23:41 | Trackback | Comments(0)

DAM

臨床麻酔学会もたけなわ。管理人は懇親会中心のスケジュールでまだ出発していない。
学会といえば、TEEとDAM、あとはシミュレーターと定番が決まってきた。それぞれ好みで受講すればよいと思う。特にお勧めはDAM。まさにACLSのノリで、すぐに明日から役に立つ。

最近感じるのは、ひとりよりも二人DAM受講者がそろうと共通の思考回路で行動するのでやりやすい。このあたりもACLSチック。最後にはジェットビンチレーションで何とかなるはずという余裕?もできた。ただしうちの病院のジェットベンチレーションの機械はまだ使われたことがない。これからも使いたくはないが。。。

DAMを受講してから凝っているのは、ガムエラスティクブジー、特に外勤先ではすぐにオレンジの棒もってきてと看護師さんを走らせている。何となく、この方法をルーチンにしたほうが良い気がするのは間違っているだろうか。ともかく、臨麻でDAMを受講する先生方、インストラクターの先生方頑張ってください。
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by yamorimo | 2005-11-18 00:19 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

テグレトール恐るべし

昨日の患者さん、テグレトールを3年くらい飲んでいた。最高投与量は1200mg、すごい量だ。
いつも通り、プロポフォール-フェンタで麻酔。体重は50kgだが、テグレトール内服中ということで、気持ち1.5倍としてマスキュラックスは、5mg/hで投与。これなら大丈夫だろう。ところが、しっかり自発呼吸が出ていた。時々手も動く。フェンタは約2.5ng/mlくらい投与しているのに。
結局、マスキュラックスを増量したが長時間の手術にもかかわらずすぐに覚醒、抜管できた。
テグレトール恐るべし。筋弛緩モニターをつけておくべきだった。
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by yamorimo | 2005-11-17 23:05 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)