カテゴリ:麻酔( 611 )

日本医学シミュレーション学会

昨年は演題を出しながら雪で参加できなかった医学シミュレーション学会。今年は第10回の記念すべき大会、京都で無事に開催された。

講演で面白かったのはこちら。医療従事者と報道機関というのは敵対関係と思っている人も多いが仲間という意識を持つべきという講演。この話を聞くと朝日新聞の医療報道は信頼できそう。

医療と報道
朝日新聞社 中村道子さん

医療報道とは、
通訳:難しい言葉や出来事をかみ砕いて伝える
防災広報:ノロウィルスなど
批評:技術の暴走を監視
市民と専門家の橋渡し

中村さんの経験
1999年のVRE報道をスクープ
報道するには覚悟が必要

脅しもある

院内感染
病院名を伏せて「愛知県内公立病院」と報道した
社内的になぜ匿名なの?
他の新聞社がすぐに実名報道
次の事例、東海地方の総合病院と書いてみた
他社がfollowせず
院内感染についてはつるし上げではなく、
riskを減らすにはどうしたらよいのかという観点から報道するようになった
病院側も記者会見を開くようになった

関心が高い報道
以前は「脳死移植」
さまざまな議論があったが、今では話題にならず
脳死は人の死という話はどうなったの?
現在では再生医療

メディアにどう対応するか、

医療者とメディアの間に溝あり

報道にはルールがある
「事件の取材と報道」朝日新聞のルールを出版

メディアとの対応のコツ

担当者を決める
ガイドラインを作る(個人情報、どこまで話す)
「ぶれない対応」が重要だがこれは硬直した対応ではない

「個人情報保護法」
社会の利益 vs 個人の権利

例:新型インフルエンザ一号患者の在籍する学校名を出すべきか?
朝日は匿名にしたが、出した社もある(私見:これは厚労省あたりで判断すべきでは?)

東北の震災時のある病院
取材の時間を明示
ルールを明示
整然としたメディア対応は可能

インタビューをうけるコツ
まず上司に報告
事前に準備
5W2H
メディアにはhow many/muchが加わる

広く市民に向けてメッセージを発信している
自分自身の伝えたいことを見失わない
短く端的に、キーポイントは3つまで
分かりませんというのを恐れない
言いたくないことを語らない「オフレコならいいよ」と言ってはダメ
宣伝のチャンスでもある
ノーコメントとは答えない
礼儀正しく、平静に、防衛的にならない
質問に答える前に考える
事実誤認があったらはっきる指摘する
挑発にのってはいけない(レポーターの思うつぼ)
最後ににっこりほほえんでレポーターに感謝を

結語
報道も医療に関わる仲間である
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by yamorimo | 2015-01-12 19:12 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

謹賀新年

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今年もよろしくお願いします。
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by yamorimo | 2015-01-02 00:03 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

ロジックEプレミアム追加

昨日の追加で、私の朝食後の腹部です。みごとにフルストマック。これは感動しました。


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by yamorimo | 2014-11-15 23:36 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

ドレーゲル ペルセウスA500

今年は、沖縄のサマーセミナーと慈恵医大で低流量麻酔とドレーゲル社のペルセウスA500について講演しました。その内容の抜粋をpdfにまとめましたのでご覧下さい。これからの麻酔は、最新の麻酔器を使ったデスフルルランの低流量麻酔がひとつのポイントになるのは間違いありません。
ダウンロードはこちらから。
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by yamorimo | 2014-11-09 10:08 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

日本臨床麻酔学会②

臨床麻酔学会、機械展示場など。

まずはGEブース。超音波装置の2機種はもちろんだが、こちらが新型のV-Scan。
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画質的には昔のi-Lookを画面を小型にした程度だろうか。一応斜角筋間での腕神経叢を確認することができた。
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今年は麻酔器が熱い。こちらは日本光電から発売される新型。現状は普通の麻酔器で他社とくらべて大きな特徴はないように思えた。今後の発展に期待したい。
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こちらはフクダ電子のあつかう麻酔器。従来機にGEと同様の呼気麻酔濃度調節機能が付いた。画面が小さいが、目標濃度に到達するまでの速度が可変式になっている。やはりET-Control機能が付くことが今後の麻酔器のトレンドになるだろうことは間違いない。
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マシモはBISに似た脳波モニタを出してきた。両側に電極を貼り合計4チャンネルの脳波を表示できる。BISの発売から15年以上。日本のメーカーはなぜ同等のものを作れなかったのだろう。残念である。
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McGrathは新型のXブレードと従来のブレードを比較。光っていてよく分からない?
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BBraunからは待望のカテーテルオーバーニードル式の新しい持続末梢神経ブロックキットが発売された。使い勝手など実際に使った後に紹介したい。簡単にいうと20cmほどの針の外側に
カテーテルが装着されており、針の留置後に内針を抜くとそのままカテーテルが留置されるというものである。
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こちらEZONOの新型超音波装置。針を磁気で検知し、画面上に針の接近を表示するというテレビゲームのような機能が付いている。まだ参考出品で発売会社も未定という段階だが期待の新製品と思われた。これが出ると交差法も再度注目されるのではないだろうか。
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by yamorimo | 2014-11-08 17:42 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

日本臨床麻酔学会①

東京で開かれた日本臨床麻酔学会へ出席しました。

まずは会長の尾崎先生の挨拶。多くの人が集まっており、自然と皆さんに挨拶することができました。さすがです。
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まずは自分の関係から3日目のシンポジウム。
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日本でのこの10年の超音波ガイド下神経ブロックを振り返りこのシンポジウムの意義を説明しました。

その後、柴田先生は体幹ブロック、Hadzic先生は特に超長時間作用性局所麻酔薬のExparelの使用と今後の神経ブロックへの使用について、Kim先生は上肢ブロック、中本先生は下肢ブロックの最新の知見について講演いただきました。
Hadzic先生を筆頭に、語るべき人が語りレベルの高いシンポジウムになったと自負しております。
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Hadzic先生にはこのほかに神経ブロックのハンズオンセミナーにもご参加いただきました。世界一の大先生が目の前で、さらにマンツーマンで指導してくれる。私はコースコーディネーターとしてみていてこれが自分のやりたかったことなんだよと思わずにはいられませんでした。これまでのセミナーと比べてもインストラクターのレベルが高く参加者には満足度の高いセミナーだったのではないでしょうか。
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しかも今回は神経ブロックだけで、GEが3コマ、ソノサイトが2コマのセミナーでこれまでになく充実していたと思います。

これ以外に私はGEブースでも講演しました。内容は流行のPECSブロックについて。
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こちらも多くのご来場、ありがとうございました。講演内容は録画されており、次回、麻酔科学会の時に配布予定ときいています。

今回の目玉のひとつが皇居一周マラソン。
会場のホテルには6:00集合、その後バスで皇居近くへ、朝もやの中スタート地点へ歩きます。
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スタートの合図に、皆さん信じられないスピードで出発。びっくりです。
これが私の成績。自分の5kmの記録を2分近く更新しましたがそれでも中の下くらい。一位は18分台でゴールしたようです。
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ゴール後の、チームUSGRAのメンツ。来年もあればまた挑戦したいイベントですね。
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by yamorimo | 2014-11-05 23:49 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

臨床麻酔学会

いよいよ臨床麻酔学会が近くなってきました。

今回の学会での私の予定ですが、

11/1
GEブースでの講演(14:401)

11/2
マラソン参加
その後、超音波ガイド下末梢神経ブロックハンズオンセミナー

11/3
午前中、超音波ガイド下末梢神経ブロックのシンポジウム

の予定です。今回は、NYSORAからDr. Hadzicをお呼びしたいということですべてをそこに集中してこの1年準備してきました。ぜひみなさま学会へご参加下さい。
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by yamorimo | 2014-10-29 20:32 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

日本光電の新型自動血圧計②

先日の日本光電の自動血圧計について補足です。

この自動血圧計は従来機のソフトアップデートでは対応できません。たぶん駆動系から違うのだと思います。ここ数年内に購入されていると、モニタの側面に各種モジュールが箱形の部分に入力される形式になっています。この箱部分を更新する必要があります。

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iNIBPマークが目印。
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液晶モニタが付いていることで分かるようにこの部分は取り外して搬送用のモニタとして使うことができます。手術室から、術中のデータを持ったままICUへ搬送。そこでICUのモニタに装着するとそのまま使えるというデバイスになります。もちろん両室に対応のモニタがあることが前提です。
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単体でもクレードルをつけるとAC電源で使えるので予備のモニタとして購入して主として血圧計として使うのも可かもしれません。
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by yamorimo | 2014-08-11 23:59 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

日本光電の新型自動血圧計

日本光電の新型非観血的血圧測定モジュールを試用中です。カフ圧を下げながら測定する従来の方法と異なり、カフ圧を上げながら測定することができます。測定時間は約15秒ほど感動の早さです。新方式で測定できなければその後カフ圧を下げながら測定するモードに自動的に切り替わります。スピードを体感して下さい。


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by yamorimo | 2014-08-07 00:40 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)

夏のトンボ

堅い話題が続いたので、写真です。先週末はじっくりトンボの撮影に挑戦。暑さのせいか止まっているトンボが多くそれなりに撮れました。

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今日辺りは少し涼しいですが、少し秋の気配も感じられますでしょうか。
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by yamorimo | 2014-07-28 23:14 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)