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高齢者と手術

最近超高齢者の麻酔が増えた気がする。以前なら90歳を超えるとおどろいていたが、この頃は95歳超が珍しくない。
今週は96歳の次に97歳。この年齢だと明治生まれだったりする。年齢で麻酔症例を制限するつもりはないが、さすがにシビアな症例で1例は人工呼吸管理となってしまった。今後もこの傾向から逃れることはできないのでなんとか安全な麻酔法を追求していきたい。
反省も込めて、
心エコー検査は、入院直後に行っていたが1週間で状況が変わっているのに対応できなかった。術前の経過に注意するとともに、心エコーは手術直前にも再度確認したい。
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by yamorimo | 2008-12-12 23:44 | 麻酔 | Trackback | Comments(2)
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Commented by SH at 2008-12-14 14:45 x
現在の麻酔なら高齢者でも術中管理に困ることはほとんどないと思います.
それよりも周術期全般について考えていく必要があると思います.先生もよくご存知でしょうが,翌日には離床してすぐに歩行できるくらいでなければ,譫妄が生じたり,寝たきりになってしまったりということが起こります.少なくとも患者さん自身でいくらかでも活動できる状況でないとすぐにボケてしまうことも多いです.バルンを留置していると,自力での排尿を戻すのに苦労することもあります.
術後のQOLを考慮した上で手術および麻酔の可否を考えていかなければならないでしょうね.
Commented by yamorimo at 2008-12-14 17:13
そこですね。
結局は麻酔科だけではなくて病棟看護師、外科系医師の間のチームワークで(もちろん手術のスタッフも含めて)やっていくしかないのでしょう。そうした中での麻酔科医に求められるモノは大きいというのが実感です。
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