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アンケートの途中経過

アルチバ使用に関するアンケートについてご協力を頂いています。現在110名からご回答をいただきほぼ前回並みのペースです。ありがとうございます。

いろいろコメントいただいているので少し紹介します。

まず、アンケートではうまく把握できないのですが、フェンタニルとレミフェンタニルをうまく併用して使っているというご意見が多かったです。この方法は以前こちらでも紹介しているのですが、要するにこれまでと同様にフェンタニルを使いながら足りない鎮痛分をレミフェンタニルで補おうという方法です。フェンタニルの使い方が充分分かっている通の麻酔科医にとってはよい方法だと思います。
例えば手術中に5ng/mlの効果部位濃度が必要とすると、フェンタニルで2ng/mlくらいをカバーして残りをレミフェンタニルで調節と考えます。これまではいくらフェンタニルの使い方に慣れたとはいっても特に手術終了直前に、追加するべきかどうかいろいろ悩むことが多かったのですがこの方法なら解決です。しかも手術後、フェンタニル濃度は緩徐に低下しますのでこのまま何もしなくても術後鎮痛をある程度カバーできます。2ng/mlから半分の1ng/mlに低下するには例のCSHT分の時間がかかる訳です。もちろん持続静注やIV-PCAへの移行もスムーズです。

もう一つは筋弛緩薬の使用法です。
気管挿管する症例では麻酔導入時に使用した後は(ここも使用しないあるいはこれまでより少量でやっている人もいらっしゃる)、ほとんど追加する必要がないというのは皆さんお感じの通りです。それではいったい追加をどうしたらよいのか。特に開腹手術などでどうしたらというコメントがありました。
一方で、ラリンジアルマスクを筋弛緩薬なしで使用すると、換気困難になるケースが散見され、レミフェンタニルの使用を避けているという意見もありました。これについてはベクロニウムであれば1mg程度を使うだけで改善するので是非お試し下さい。
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by yamorimo | 2008-03-06 18:11 | 麻酔 | Trackback | Comments(2)
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Commented by tsunetann at 2008-03-08 23:59 x
本日,入力しました.前回より,ぐっと具体的な質問が多くポイントが絞られてきた感じがしますね.これから術後鎮痛は,本当にhyperalgesiaが起きているのか,どうかがキーポイントになってくるように思います.
Commented by YASU at 2008-03-09 00:44 x
入力有り難うございます。
術後痛はいろいろ興味がありますね。
hyperalgesiaとは逆に、レミフェンタニル、神経ブロックとNSAIDsを併用した症例では死語になりつつあるpreemptiveな効果も期待できるのではという印象もあります。
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