AIRTRAQについてのちょっといけない話

AIRTRAQについてのちょっといけない話。
慣れるまでは数多く使ってみようということで、使用後よく洗ってから消毒液に浸け、よく乾燥(洗うと内部に水が入る)させてから再使用してきた。メーカーの話では時間制限があるということだったのだがやはり使用数回でライトが点滅したままになってしまった。ここで試しに電池を交換してみたが、ライトが明るくなったものの点滅は変わらない。やはりディスポと考えた方がよさそうだ。電池はアメリカ製のアルカリ電池が入っているが想像以上に消費されていることも分かった。
先日sanuki先生とも話したのだが、このデバイスは対費用効果の点でバランスが悪い。現状のままもう少し安くしてもらう(インターネットで調べたが海外での価格も変わらない)か、もう少ししっかり作って再使用に耐える物にするかしないと、1回の挿管に1万円かけるというのは現実的ではないように思う。とはいえ、エアウェイスコープが買えない施設では持っておいて損はない。
使っていて気になったのがスパイラルチューブの使用である。真っ直ぐなスパイラルチューブだと、チューブを進めたときに画面の下方に向かってしまう。しかたないのでエラスティックブジーを使って誘導した。ちょっと面倒だ。
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by yamorimo | 2008-01-27 12:22 | 麻酔 | Trackback | Comments(3)
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Commented by SH at 2008-01-28 16:57 x
この手の道具は通常のMacintosh型喉頭鏡の代わりではなくあくまで「挿管困難症例用のお守り」の位置づけにすべきでしょう.
Commented by yamorimo at 2008-01-28 21:33
SH先生
コメントありがとうございます。
Airtraqですが、外科系の医師の反応(興味)は非常によいです。AWSの考案者が脳外科医であるように挿管を常時行っていない医師にとっては福音なのではとも思うのです。
従って、私の位置づけも手術室では挿管困難や頸椎疾患の患者用ですが、救急外来や病棟への配備を考えているところです。その意味では1万円もそう高くはないと思っています。
Commented by SH at 2008-01-30 16:17 x
>救急外来や病棟への配備を考えているところです。

私もこれは適切な配備だと思います.問題は電池の寿命でしょうか.QQ用にしますとほとんど使わない状態になりますから,イザと言う時にちゃんと働いてくれるかどうかが心配になります.
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