A simple way to reduce postoperative nausea and vomitting?

術後のPONV予防に上肢のP6(内関、Naiguan)の刺激が有効という報告は多い。手術中指圧するというよりは、電気刺激したり、特別なデバイス(恐らくニチバンのステブティみたいなもの)が必要だった。そこで筋弛緩モニタの刺激をP6で行ってみたらという報告がAnesthesiologyに掲載されている。

女性の腹腔鏡手術患者を対象にして、筋弛緩モニタの刺激を尺骨神経でおこなう群(control)と正中神経上のP6で行う群(P6 group)に分けた。モニタはTOFwatchを使い50mA、1Hzで行った。
麻酔はチオペンタール、フェンタニル、ロクロニウムで導入し、セボフルランで維持した。

術後24時間の、悪心嘔吐の頻度は、control群では61%だったが、P6groupでは45%で有意に低下した。実際には悪心の頻度は低下したが、嘔吐の頻度は変わらなかった。

これからは、筋弛緩モニタは正中神経刺激がスタンダードになるのだろうか??

これに関連して、いつものS先生より「Management of Post-Operative Pain with Acupuncture」という教科書がでているという報告があった。multimodalな術後疼痛管理はついに鍼灸の世界まで取り込むことになるのか。早速注文してみた。
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by yamorimo | 2007-12-15 17:32 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)
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