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超音波ガイドの星状神経節ブロック

今日は、超音波ガイドの星状神経節ブロックを学ぶためペインクリニック学会中国四国地方会へ参加した。演者はSibata先生、実は本ブログの愛読者兼アイデア供給者でもある。

やはりこの手の手技はまず解剖だということが改めて理解できた。頸部の交感神経の走行と周辺の組織との位置関係。画像上、食道に向かって局麻薬が流れれば嗄声、神経根に流れれば腕神経叢ブロックになることまで分かるというから素晴らしい。
残念なのはマイクロコンベックスプローブというやや特殊なブローブを使用する点だろうか。

具体的な手技はここでは紹介できないのでぜひワークショップなどに参加してみていただきたい。

何の分野でも巧の技よりは検証可能な方法が求められる時代である。
まさに。「これからは、神の手よりもエコーの手」。ちょっと変かな。
by yamorimo | 2007-05-12 22:45 | PNB
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