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キセルとチャンポン

 キセル麻酔というのは以前からsanuki先生が命名されていた麻酔法で、オリジナルは麻酔の最初と最後をセボで行って、維持はプロポフォールというものだった。最近は、フェンタ-アルチバ-フェンタという麻酔にも使われているようだ。フェンタとアルチバの特性を生かしながら、麻酔の進行に応じて両者を使い分けていく優れた麻酔法だ。
 こちらのブログではチャンポン麻酔というのを提唱してみたい。アルチバは、0.1μg/kg/minくらいの低用量で流しておいて、これまでと同じ感覚でフェンタを投与していく。アルチバの立場としては亜酸化窒素みたいなものと思えばよい。鎮痛の不足で血圧が上昇したときはアルチバのボーラスでまず対応しておいてからフェンタを追加する。もちろんアルチバの投与量は適宜変更する。手術終了時は、患者が覚醒時に痛みを感じない程度のフェンタニル濃度を維持しつつ、最後までアルチバを併用する。
 これまでフェンタニルを中心に麻酔を組み立てていた麻酔科医にとっては、必要に応じてアルチバで鎮痛を上乗せできるので便利な麻酔法だ。
 ところでチャンポンというのは全国的に通じるのだろうか?豚骨ラーメンはおいしいけれど、野菜やイカも混在したチャンポンの味もまた格別だ。
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by yamorimo | 2007-05-03 17:12 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)
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