「ほっ」と。キャンペーン

レミと筋弛緩

レミフェンタニルを使うと筋弛緩薬は挿管時以外必要ないという議論が活発になっている。

今日は、高齢者のPD、手術時間約9時間。筋弛緩はいらないだろうと思いながら、1時間にベクロニウムを1mg入れていた。肝機能障害があるので麻酔はセボ1.0-1.5%で維持した。レミフェンタニルは、0.1-0.3μg/kg/min、長時間手術ということもあり投与量をいろいろ変えて試してみていた。
さて覚醒だが、自発呼吸はでたものの筋力が今ひとつ。目は開けられるが、離握手はできない。呼吸が充分なので抜管したが、明らかに筋弛緩が残存していた。
こんな症例は昔ならフェンタの過量投与みたいに説明されていたかもしれない。レミフェンタニルの登場で明らかになってくるものもあるだろう。個人的な経験では高齢者の開腹術のポイントのひとつは、昔なら硬膜外、今ならレミフェンタニルを使って筋弛緩薬をできるだけ投与しないことだと思っている。それくらい筋弛緩が残存する症例はあるように感じる。
[PR]
by yamorimo | 2007-04-17 22:55 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://eanesth.exblog.jp/tb/5440264
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
<< レミフェンタニルのシミュレーター 大丈夫かJAL >>