レミフェンタニル入門(8)

レミフェンタニルものはこれからは番外編でトピックを思いついたら追加ということで。

レミの登場で使用頻度が増えそうなのは、モルヒネとロピオンだと思っている。
モルヒネについてはT先生が代謝産物まで含めたシミュレーションを提示された。これは素晴らしい結果だ。

Transient Opioidにモルヒネを使う場合手術終了の40分以上前に投与した方がよいという報告がある。モルヒネのみでシミュレーションすると40分で効果部位濃度はMaxになるのでもう少し遅く投与してもよいはずと思いながら思案していた。a0048974_2134694.jpg


これが代謝産物のM6Gまで考えないといけないという結果に納得。Transient Opioidとしてフェンタニルを100μgというのはよく書かれているが、これだと覚醒後すぐに効果が減弱してしまう。持続静注しないのであればモルヒネと隠し味にロピオンというのは簡便でよい方法ではなかろうか。

レミの登場で麻酔科医はそれぞれ作用時間の違う3種類の麻薬を状況によって使い分けないといけなくなる。薬物動態の理解が使い分けの鍵だ。

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by yamorimo | 2006-12-07 21:48 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)
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