レミフェンタニル入門(1)

最近、途絶えがちな連載もの。ついにレミフェンタニルが承認されたのでそろそろレミフェンタニル入門というのを始めてみたい。

まず、レミフェンタニルの特徴から。
1)血中および組織中の非特異的エステラーゼにより速やかに代謝され、肝機能障害、腎機能障害患者でも安全に使用することができる。
2)代謝産物は薬理活性を持たない。
3)速やかにBBBを通過、作用発現する。

つまり、速やかに効いて、速やかに作用が消失するという夢のような薬だ。その早さは短時間作用性ともてはやされたプロポフォールの比ではない。当然ルートやポンプのトラブル、シリンジの付け替えなどには気をつけないといけない。フェンタニルと違って基本的に持続静注で使用する薬です。
次の図は、レミフェンタニル2μg/kgをボーラス投与した時のシミュレーションです。右端が15分になります。効果部位濃度が最高になるのは約1.5分で、同じ条件で投与したフェンタニル(その下の図)よりもかなり早いですが、すぐに濃度が低下するのが分かるでしょうか。

第二回は、導入時の使用法について。
a0048974_2131824.gif


a0048974_2163972.gif


人気blogランキングへ
[PR]
by yamorimo | 2006-10-28 21:07 | 麻酔 | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : http://eanesth.exblog.jp/tb/4587872
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by runa123 at 2006-10-29 18:15
をー。レミフェンタニル。現場を離れている間に色々変化がありますねえ。。。ついていけるかしら。不安。
Commented by yamorimo at 2006-10-29 22:21
ここを時々のぞいておけば大丈夫???
<< 旭山動物園 Firefox >>