ことしはモーツァルト生誕250周年ということでいろいろ企画もののCDが発売されている。
私がまず購入したのが、リリー・クラウスの
ピアノソナタ集、これは生誕200周年記念にレコーディングされたというものでまさに人類の宝といってもよい全集だと思う。少しノイズが気になる曲もあるがピアノソナタのスタンダードとしてぜひ持っておきたい。
次にハイドシェックの
ピアノ協奏曲集。有名な20、21、25、23、27番が二枚のCDにまとめられている。ずっとモーツァルトの27番は近づきがたい名曲だったが、40歳を過ぎた今、ハイドシェックなら素直に聞くことができる。バックハウスの演奏はすでに演奏者が仙人の境地に達しておりたまに聞くことしかできない。
これまで20番以前の
ピアノ協奏曲はあまり聞かなかったのだが、値段とインターネット上の評判で買ってみたのが、マズアの全集。CD10枚セットで3000円弱と信じられないお値段、しかも最高の演奏とすばらしい。これも家宝のひとつかな。
今、楽しみにしているのが
ポリーニの新盤。私の大好きな21番の協奏曲を楽しみにしている。