TIVA vs 吸入麻酔

 今日の症例は、婦人科の開腹手術でプロポフォール、フェンタニルのTIVAで予定した。術前の出血傾向のため硬膜外は中止した。ところが、プロポフォール3.5μg/mlとフェンタニル4ng/mlでも血圧が200mmHg以上になって安定しない。とうとうプロポフォールを中止して、セボフルランに切り替えた。あっという間に血圧は低下、セボフルラン1.5%だとBISは30台、1.0%まで下げてようやく40台になった。セボフルランに対する感受性はやや高めなのか?
 手術終了時のフェンタニル濃度は2.5ng/mlぐらいで呼吸数は問題なし。どうもフェンタニルが効きにくい人だったという印象。こんな人を時々経験する。プロポフォールとフェンタニルに亜酸化窒素を併用するととたんに循環が落ち着いた経験も多い。こんな時はどうしたらよいのだろう。TIVAにこだわるのならケタミンを併用してみてもよかったかもしれない。
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by yamorimo | 2005-12-07 23:31 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)
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