The effects of anesthetics on chronic pain after breast cancer surgery

The effects of anesthetics on chronic pain after breast cancer surgery
Anesth Analg 2013;116:685

乳癌手術後の慢性痛の発生に対する、手術時の麻酔薬の影響を、プロポフォールとセボフルランで比較した。

方法
175名の患者を対象、プロポフォール群とセボフルラン群に分けた。
手術後の痛みをフォローして比較した。

結果
乳癌手術後の慢性痛はセボフルラン群で発生率が高かった(67.4% vs 44.2%)。
セボフルラン以外の因子として、若年者、腋窩リンパ節郭清、術後24時間のモルヒネ消費量であった。術後24時間でのモルヒネ消費量が多いと術後の慢性痛の発生が増える傾向にあった。
痛みの強さや期間には群間差はなかった。

考察
セボフルラン麻酔での慢性痛発生率はプロポフォールの1.5倍であった。
プロポフォールは乳癌術後の慢性痛の発生自体は抑制するが、1度慢性痛が発生するとその強さや期間には効果がないことが分かった。


明日の乳癌手術の麻酔、麻酔薬は何を選択しますか?
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by yamorimo | 2013-05-15 21:05 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)
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