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手術中の酸素濃度と術後感染

Effect of perioperative oxygen sipplementation on 30-day surgical site infection rate in abdominal, gynecologic, and breast surgery.
Anesthesiology 2012;117:504


手術中の酸素濃度が術後の創部感染と関連があるのかについてはいろいろな結果がでている。この研究では手術中の80%の酸素吸入で術後30日の創部感染を軽減できるかについて検討している。

対照群では、30%の酸素吸入。
手術は、腹部手術、婦人科手術、乳癌手術。

術後の創部感染の頻度は、80%群で6.6%、30%群で7.2%で有意差なし。
術後の悪心嘔吐、その他の合併症も有意差なし。

ルーチンでの高濃度酸素の使用は術後の感染を減少させない。しかし合併症を増やすということもなかった。
ではどうしたらというのは難しいが、大腸癌など症例を限定すれば高濃度酸素のメリットも出る可能性があるので高めの酸素濃度でよいのではなかろうか?
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by yamorimo | 2012-08-22 23:28 | 麻酔 | Trackback | Comments(0)
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